こんにちは。かきたろー(@kakitaroo_)です。
リボ払いの怖い話には続きがあります。
リボ払いの"本当の"怖さ
以前の記事で行ったシミュレーションは20万円を1回だけリボ払いで支払ったケースでした。
毎月5000円の返済だと約8万円も手数料が発生して、合計28万円払わなければならない結果となりました。
リボ払いは大きな買い物だけではなく、日常の買い物でも使えます。
たとえば「2〜3万円の何かが欲しい、けど今月は少し厳しいからリボ払い使ってみようかな」と軽い気持ちでリボ払いをしたとします。
翌月にでも一括返済すれば利率1.25%ですので、ざっくり300円程度の手数料で済みます。
この時一回限りの使用なら、大した問題はありません。
常用するとやばい
1つの買い物の手数料がたいしたことないと言う事実に味をしめて翌月も翌々月も身の丈に合わない買い物をしていると大変なことになります。
毎月自分が支払う額は一定ですので「いくら使ったか」「手数料はいくらなのか」ということが気にならなく、わからなくなっていきます。
そういうことがきちんと計算できる人は、そもそもリボ払いは使わないでしょう。
また、「後からリボ」という仕組みがあります。
見栄を張って1回払いで払ったものを、あとからネットでリボ払いに変更できるものです。
これもリボ払いを常習化させる要因です。
そして地獄にはまっていく
クレジットカードには上限額があるので、ある程度のところでそのカードが使用できなくなります。
そこで「やばい」と気づいてリボ払いをやめ、すべて返済すればまだ救いようがあるのですが、リボの魔力に取り憑かれてしまった人は違うカードでリボ払いを初めてしまうのです。
年会費無料で審査もゆるいカードはたくさんありますので、複数枚のカードを作ることは容易です。
こうしてリボ払いの地獄に嵌まってしまい、毎月の支払額が膨らんできたときにようやく気づくのです。
まるで薬物依存のようですね。
クレジットカードは怖くない
こういった話になると「クレジットカードは怖い。やっぱり現金が安心」という人がいますが、
怖いのはキャッシングやリボ払いであり、クレジットカードはむしろ現金より安心でお得です。
- 通常の買い物はもちろん、光熱費や携帯料金などの支払いでもポイントが貯まる。
- 持っているだけで旅行保険や買い物保険に加入できる。
- 海外でもそのまま使える。
- 盗まれたときでも電話一本で利用停止すれば不正利用を防げる。
こういったことは現金ではできませんよね。
盗まれたら使われておしまいです。
また、高額の買い物をするときに使うものという認識の人もいますが、むしろコンビニなどでの少額の決済に使うべきだと思います。
暗証番号やサインも不要で、カードリーダーに読み込ませるだけ。
小銭をじゃらじゃらさせることなく、非常にスマートです。
まとめ
クレジットカードは基本的に1回払い
1回で払えないものは身の丈に合わないということです。
どうしても高額なときはリボではなく、2〜4回程度の分割払いで。
それでも払えないような場合は、銀行など低金利のところから借りましょう。
法律で定められている金利の上限は15%です。
そしてリボ払いの金利は、その上限である15%です。
上限金利で借りるなど、正気の沙汰ではありませんよ。