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【ドラニュース】

DH・バルデス 代打・吉見、開幕1週間前に珍調整

2017年3月26日 紙面から

 ◆中日5−5楽天 白と黒の間をさまよい歩き、最後の最後で何とか追いついた。9回に亀沢と溝脇がヘッドスライディングで内野安打をもぎ取って1点を奪い、オープン戦3度目の引き分け。9試合ぶりの5得点で辛うじて黒星は免れた。その一方、ナゴヤドーム7試合目も未勝利という現実も…。

 先発の大野に続き、4回以降はブルペン陣を小刻みに投入した。1軍当落テストの意味合いもある起用法だが、1点リードの9回で登板した田島は守護神の最有力候補。ここでスッキリと逃げ切れなかったことが誤算だった。

 「練習をしているんじゃないの。先頭打者を出す」。4試合連続で無死から走者を出している右腕に対し、森監督は皮肉まじりのコメント。「公式戦で、どういうことをしてくれるか。これ(課題)は見えている」と残る日々での修正を求め、友利投手コーチも「一球一球のボールはいい。あとは意識」と登板前の準備の徹底をうながした。

 待望の白星寸前でお預けを食らった竜党には、確かにモヤモヤが残る。とはいえ『らしい』起用で球場をわかせた場面もあった。森監督が「9番・DH」で先発メンバーに書き込んだのは何と投手のバルデス。2回に試みたバントは失敗したが、7回の1死二塁で、今度は代打に吉見を起用した。こちらは犠打を決めた。

 

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