本作品は、前編と後編に分かれています!
1997年12月1日にはスーパーファミコン用ソフト『平成 新・鬼ヶ島 前編』(へいせい しんおにがしま ぜんぺん)と『平成 新・鬼ヶ島 後編』(へいせい しんおにがしま こうへん)が、当時コンビニエンスストアのローソンで実施されていたゲームソフト書き換え販売サービスニンテンドウパワー専用ソフトとして供給・発売された。
さらに1998年5月23日には同内容のロムカセット版が一般店舗向けに発売された。前編と後編に分けられたが、どちらか一方のみをプレイすることも可能である。
2010年にはWiiのバーチャルコンソールでの配信も決定され、まず前編が5月25日に配信され、次いで後編が6月1日に配信された。また、2014年9月24日には、Wii Uのバーチャルコンソールにて前編、後編が同時に配信された。
これらは『BS新・鬼ヶ島』を市販作品としてリメイクするとともにファミコンディスク版の移植を収録した作品である。『BS新・鬼ヶ島』の物語はほぼそのままに制限時間をなくす、文章内の漢字の一部をかな表記に改める、章終了後や物語中に登場する「いったいさんの地蔵」で途中経過が記録できるセーブ機能を追加するなどの改変を施した。
BS版で使用されていた原曲BGMのアレンジ楽曲は、SFC向けに全面的に再編曲が施されている。いったいさんの台詞はすべて紙芝居形式の文章で表現された。
「平成 新・鬼ヶ島」前編の物語の構成を解説します。
<第一話>
りんごの巻
一章
村の子供にいじめられていた子犬は優しいおじいさんに拾われ、りんごと名づけられる。ひのえ様の春祭りを迎え、おじいさんは枯れ木に花を咲かせる不思議な灰を取り出してきたが目を放した隙になくなってしまった。困っているおじいさんを助けるためりんごは灰を探す。
二章
8年の月日が流れ、りんごは大きくなった。ある日、庄屋の家から小判が盗まれ、庄屋の娘のかんざしもなくなるという事件が起こった。偶然、犯人が盗んだ小判を地面に埋める現場に居合わせていたりんごは犯人探しを始める。
三章
平和に暮らすりんごだったが、突如出現した鬼たちによって平穏は破られた。りんごは鬼に捕まった子供達を救出した後、やがてひのえ様の導きの下、旅に出ることになる。
<第二話>
まつのすけの巻
一章
猿谷に暮らすやんちゃで生意気な猿、まつのすけは夢の中でひのえ様のお告げを聞いた。目が覚めたまつのすけは旅に出る許可をもらうため、病に伏せる長老を治すために猿谷のどこかに隠されているという宮水を探す。
二章
親友のかきのすけと共に旅に出たまつのすけは、鬼に滅ぼされた村にたどり着く。子孫を助けようと墓から蘇るも間に合わず、墓石をごちゃごちゃにしてしまったため墓に戻れないと嘆く村人の先祖のガイコツたちの頼みを聞き、村の唯一の生き残りである寝太郎の力を借りて墓石を元に戻そうと試みる。
三章
かきのすけと別れ一人旅を続けるまつのすけだが、目的地である奇怪ヶ森は一向に見えてこない。そんな時、道端で出会った不思議な老人にもらったお札の力で目的地への道を見つけるが、恋人のおうめちゃんがやまんばに捕らわれていることを知る。大事な人の危機を捨てて置けないまつのすけは、すぐさま救出に向かう。
前編の主な登場人物!
第一話の主人公。礼儀正しく大人しい子犬。村の子供に苛められ、神社の境内の下に逃げ込んでうずくまっていたところをおじいさんに助けられた。おじいさんが持っていたりんごと交換して引き取ったことから「りんご」と名付けられた。村の近くにやってきた男の子(前作の主人公)と出会い、ひのえ様のお告げに従って共に旅に出る。かつて乙姫の龍封じの旅に付き従った犬の子孫。
まつのすけ
第二話の主人公。宮水を守る猿一族の住処、猿谷に住むやんちゃで生意気な猿。ひのえ様のお告げを聞き、定めの者に出会うべく旅に出る。かつて乙姫の龍封じの旅に付き従った猿の子孫。おうめちゃんという恋人がいる。
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皆さんの声
@amamoriabbie 当時中学生だったボクは、「いおうだま」の意味がよくわからず前編で一度積んだことがあります。あれはわからんわー!
— まさと (@masato_furuya) September 24, 2014
天狗のてんちゃんとか、あまのじゃくとか、アクの強いキャラクターが多く出てくるので、今振り返ってみると凄いアドベンチャーゲームだったなと思う!
「平成 新・鬼ヶ島 前編」は、サテラビューやニンテンドウパワー書き換えサービス版、ROMカセット版、…と、何度も遊んだ名作アドベンチャーなので思い入れがありますね。BGMもいいんですよね♪ | Nintendo https://t.co/QfJwujTHjs
— まさと (@masato_furuya) September 24, 2014
1998年の今日、スーパーファミコンの「平成 新・鬼ヶ島 前編」が発売されました。メーカー:任天堂 価格:3800円
— xevi (@Orbital_Ring) May 22, 2012
Wii Uバーチャルコンソール『平成 新・鬼ヶ島 前編』は本日配信開始です。http://t.co/8tUdGW4hVU http://t.co/4LQnqzDwTW
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) September 24, 2014
まとめてみます・・・。
まさかこんなに難しいとは・・。
今回の「平成新鬼ヶ島 前編」ですが、まとめるとこんな感じです。
まず、裏ワザとかは一切ありません。
ホントにありません。
どこにもない・・。
また、攻略という攻略もなく・・・
このゲームは、アドベンチャー的に話を流動的に進めていく中での
アクション性の強いゲームだと、少しですがプレイして、そう感じました。
ですが、すらすらと、進めていきたい方には下記のサイトがおすすめです。
何をどうしたらよいか、淡々と分かりやすく描かれています。
「http://strangehours.web.fc2.com/heisei/heisei.htm」
ちなみに前作は・・・
長串村に住むおじいさんとおばあさんに男の子と女の子、二人の子供が授かりました。
その子供が八歳の誕生日を迎えた頃、都では鬼が暴れ、人々の魂を集めているという噂が四人の住む長串村にも聞こえてきます。
その噂を聞いた子供達は、その日の夜に家を抜け出し、何かに導かれるように村の近くにある滝の裏へと入っていきました。
そこには見慣れない金属の塊が光を放ち、二人を待っていました。
そして、気が付くと、女の子には玉を連ねた首飾りが、男の子の腕には腕輪が着けられていました。
二人は、今見たことをおじいさんとおばあさんに話すため、急いで家へ帰ります。
しかし、村の様子がおかしいことに気づいた二人は、草むらに隠れて様子を窺います。
その二人の目に入った光景は、鬼によって魂を抜かれる村人達、おじいさん達の姿でした。
おじいさん達を助けようと、草むらから飛び出そうとした二人を金太郎が止めます。
翌朝、男の子と女の子は、傘子地蔵がおいていってくれた道具をもって、鬼が潜むというびょうぶ山へ向かうのでした。
そして、今作はというと・・・
前作の主人公たちの前世と、お供の3匹の動物たちの過去を明らかにした外伝ストーリーと、ディスク版の8章、9章をリメイクした鬼ヶ島での最終決戦の4つのエピソードからなるのです。
2話ずつわけていますが・・。
まず、前作のほのぼのとした雰囲気は損なわれていないようです。
ミニゲームが多いが難易度はさほど高くないとの声も多いです。
いったいさんの語りで前作を未プレイの人にもフォローが入るので安心です。
一定条件を満たした上でゲームを全て終わらせると、ROM版の前編、後編にディスク版の前編、後編が追加されます。
また、1話3章で、各エピソードはさほど長くはないので、気軽にプレイできますね。
そんなわけで、こんな感じで「平成 新・鬼ヶ島 後編」も書いていきますが、
まずは、前編をやってみてください。
結構、アクション要素が強く、犬のりんごを動かすシーンも多くて面白い仕上がりとなっています。
後編からでも遊べなくはないでしょうけど、気分的にまずは前編から!
ちなみに著者もこれから後編をやってみます・・・。
すみません、こんな記事で!!
次で、次で挽回します・・。
今回は、前編の紹介をしていきます。