「安倍首相は忖度あったと認めるべき」
03/25 18:49
森友学園の問題をめぐり、籠池理事長から猛批判を受けた大阪府の松井一郎知事が25日、安倍首相にある注文をつけた。そのキーワードは、「忖度(そんたく)」。「他人の心中をおしはかること」、「推察」という意味。松井知事は、「安倍首相は、忖度はあったと認めるべきだ」との持論を展開した。
松井知事は「この問題に、どんどん油注いでいるのは、皮肉にも、僕は、安倍総理だと思う。『忖度はない』と強弁をし続けるから、そうなるんです」と述べた。
学校法人「森友学園」の国有地売却問題をめぐり、国側に「忖度」があったかについて、大阪府の松井知事は、「安倍総理が忖度があったと認めないからだ」と主張した。
「忖度」は、24日の参議院予算委員会の審議でも、キーワードに。
安倍首相は「忖度をするので、忖度をするので...。忖度をするのであれば、私の地元の陳情全て通る」と述べた。
野党議員が追及したのは、首相夫人付の職員が、小学校予定地をめぐり、財務省に問い合わせたことが、国有地の大幅な値引きの背景ではないかということだった。
共産・小池 晃書記局長「これは、適正な行政のあり方が、と言えるのか!」
安倍首相「(籠池氏側には)ゼロ回答であり、忖度していないことは明らかであろうと思う」
これに、異論を唱えたのが、籠池理事長に「はしごをはずされた」と猛批判された松井知事。
25日、松井知事は「総理は政治家であり、忖度はある。でも忖度が、これは全て悪い忖度と良い忖度か。森友に関しては『悪い忖度』ではないと、はっきり言われるべきだ」と述べた。
この問題で、忖度が働いていると指摘したうえで、法律に触れるものではなく、安倍首相は、忖度があったと認めるべきだと主張した。
この忖度をめぐっては、先日、籠池氏が外国人記者を前にした会見で、あるやりとりがあった。
籠池理事長「安倍首相は、口利きはされてないでしょ。忖度をしたということでしょ」
通訳「安倍首相は、推測、行間をよんだんだと思います」
弁護士「言葉が足りないようです。忖度というのは、安倍首相ではなく、周りの人が手を加えたということで」
日本人特有の「忖度」は、果たしてあったのか。
そして、その忖度に国民は納得できるのか。
森友問題をめぐる疑惑は、一向に晴れそうにはない。
松井知事は「この問題に、どんどん油注いでいるのは、皮肉にも、僕は、安倍総理だと思う。『忖度はない』と強弁をし続けるから、そうなるんです」と述べた。
学校法人「森友学園」の国有地売却問題をめぐり、国側に「忖度」があったかについて、大阪府の松井知事は、「安倍総理が忖度があったと認めないからだ」と主張した。
「忖度」は、24日の参議院予算委員会の審議でも、キーワードに。
安倍首相は「忖度をするので、忖度をするので...。忖度をするのであれば、私の地元の陳情全て通る」と述べた。
野党議員が追及したのは、首相夫人付の職員が、小学校予定地をめぐり、財務省に問い合わせたことが、国有地の大幅な値引きの背景ではないかということだった。
共産・小池 晃書記局長「これは、適正な行政のあり方が、と言えるのか!」
安倍首相「(籠池氏側には)ゼロ回答であり、忖度していないことは明らかであろうと思う」
これに、異論を唱えたのが、籠池理事長に「はしごをはずされた」と猛批判された松井知事。
25日、松井知事は「総理は政治家であり、忖度はある。でも忖度が、これは全て悪い忖度と良い忖度か。森友に関しては『悪い忖度』ではないと、はっきり言われるべきだ」と述べた。
この問題で、忖度が働いていると指摘したうえで、法律に触れるものではなく、安倍首相は、忖度があったと認めるべきだと主張した。
この忖度をめぐっては、先日、籠池氏が外国人記者を前にした会見で、あるやりとりがあった。
籠池理事長「安倍首相は、口利きはされてないでしょ。忖度をしたということでしょ」
通訳「安倍首相は、推測、行間をよんだんだと思います」
弁護士「言葉が足りないようです。忖度というのは、安倍首相ではなく、周りの人が手を加えたということで」
日本人特有の「忖度」は、果たしてあったのか。
そして、その忖度に国民は納得できるのか。
森友問題をめぐる疑惑は、一向に晴れそうにはない。