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富山ニホンライチョウすくすく 7羽の成育状況発表 ファミリーパーク
富山市ファミリーパークで人工飼育している国の天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ七羽について、同パークが二十四日、成育状況を発表した。五〜六月の繁殖期に向け、頭から首や背中にかけて黒褐色の羽が生えてきている。 七羽のうち三羽(いずれも雄)は二〇一五年六〜七月、四羽(雄三羽、雌一羽)は昨年六月にそれぞれふ化。現在の体重は六〇八〜七二八グラムで、七羽とも健康に育っているという。 人工飼育は環境省の事業として一五年から開始。ニホンライチョウの生息地である乗鞍岳(岐阜、長野両県)で採集した卵を、同パークと大町山岳博物館(長野県大町市)、上野動物園(東京都台東区)の三施設で育てている。同パークでは繁殖期に人工繁殖を実施する予定で、動物課の村井仁志課長は取材に「人工繁殖がしっかりできるよう、環境を整えていきたい」と意気込んだ。 (杉原雄介) PR情報 |
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