今週中に行わなければならない業務がひと段落着き、息抜きがてらタスクの整理などを行ってみる。私の仕事は個人で行うことが多く、私の担当している他社との契約が6月までだったため、スケジュール、目標数値、クライアントからの要望などをチェックしていた。契約が6月までといえど実際の仕事は6月中には終わらず、7月初旬まで対応に追われることになる。簡単に作成したエクセルのシートを眺めながら、私は唖然とした。7月までこの会社で労働を続けなければならないのか、と。
以前、このブログでお伝えしたように私の会社はゆるい。非常にゆるい。しかしその反面、数字を追うようなことをしないため、結果が出ない。評価もされない。危機感もなく赤字が続いている。
毎週火曜日に進捗を確認するための会議がある。私はその会議が行われる度に「あ、この会社にい続けたらダメなんだな…。」と思う。全く話がまとまらないのだ。毎週のように反省をするのに、中途半端にしか解決策が話し合われず、翌週には忘れ、何も活かされない。そして、ノウハウや下準備が何もないにも関わらず、新しいことに手を出そうとする。やってみなきゃわからない、ということらしい。
この前向き過ぎるチャレンジ精神は目を見張るものがある。「何度転んでも、立ち上がればいいさ」みたいな言葉があるけれど、私の会社は転んだことに気づかず、意味もわからず元気に突き進んでいくタイプなんだと思う。タタリ神なのかい?
なぜ転んでしまったのか?歩き方がいけなかったのか?注意が散漫だったのか?それとも靴が足に合っていないのか?道が良くないのか?原因を追究して改善しなければまた必ず転ぶことになる。しかし、転んだことに気づかない場合は、どうなるんだろう…。頭の中に不安がじんわりと広がり、会議後にはいつもリクナビで求人情報を眺めてしまう……。
挙句の果てには競合他社の成功例を示し、「これを真似すれば上手くいくのでは?」と言いながら同じことを行おうとしている。そういう業界らしい。おいおい、まじかよ!
そんな中、なぜか新しいアルバイトの人がたくさん入ってくる。気が付いたらいる。メリーさんなのかい?
私は、彼らに指示を出さなければならない立場なのに、どんな仕事をさせ、何を指導するべきなのか、あまりよくわからないでいる。しかし、まだ人員が不足していると判断したらしく、数名ほどアルバイトの方を雇うらしい。
直属の上司が退職してしまってから、業務形態が少し変更された。私は先輩から仕事を引継ぎ、多少仕事量が増えただけだったのでなんとかうまくやっている。はじめは仕事量も多く、頼れる上司もおらず、どうすればいいか判断ができないこともあったけれど、今はスケジュール通りに行えばそれほどキツくなることもない。しかし、私の部署内で同じ業務を行っている人は全員退職してしまい、今後私の技術が伸びる兆しがない。まだ入社1年目のペーペーであるのに、間違いを指摘してくれる人や指導してくれる人がいない。はっきりとした正解を導き出せないまま、改善の余地もないまま、クライアントとの契約期間を乗り切るために、なんとなく仕事をしている感じ。
日常生活において、「女版高田純次」と呼ばれるくらいには適当ですべての言動が雑である自覚はある。しかし仕事に関しては目標を決めて、きちんと数字を追い、ガシガシ集中して結果を残していきたいと思っていた。前までは。でも、もう急激な方向転換とふんわりとしすぎた感じについて行けず、どうでもよくなってしまった。頑張っても頑張らなくても、結果的に変化がない。先輩の話によると、昇給もないらしい。おいおい、まじかよ!
このような生温くて達成感もなく、そして目的が不透明であることに嫌気が差し、数週間前に転職活動をはじめ、2社ほど面接を受けた。そして落ちた。
仕事内容に関しては今の職に関係することであれば、なんでもよかった。適当に埋めた履歴書と職務経歴書。きちんと企業研究をしたわけでもない。「帰りたいな」と思いながら、会社周辺で迷い、肩で息をしながら受付の前で待つ女。そりゃ受かるはずないんだよな。
「この2社に落ちたら、もう少し今の会社で働いてみよう」と思っていたため、今は特に転職活動をしていない。私の会社は私服勤務でいいので、昼は汚い恰好をしている。定時退社するためにある程度の集中力を使った後、スーツに着替えて面接をすることがこんなに体力を使うことだなんて思わなかった。
そのうえ、万が一転職できたとしてもその仕事が続くかどうかも分からない。会社側の人事も、書類と面接だけでは採用した人間が本当に戦力になるのかわからないかもしれないが、それは私たち面接を受ける側も一緒!細かい仕事内容、会社の雰囲気、人間関係が自分に本当に合うのかなんて、何もわからないんだからな!!!
という訳で、私は今「仕事を辞めたい」「転職したいけど転職活動が面倒臭い」「働きたくない」の3つの気持ちが揺れ動いている。基本的に働きたくない。毎日、8時間自分の席に着き、忙しいオーラをまといながら仕事をしている。
「もっと大変な会社だってあるんだぞ!」とか「まだマシだろ!」と言われてしまえば何も言い返せないけれど、私は私でほんのちょっと辛い。会社のいいところを挙げれば沢山あるけれど、全て自分のためにならないし、実際に働いてみないとこのなんとなく感じる危機感や焦りは伝わらないんだと思う。仕事のストレスを感じているからなのか、両腕に発疹ができた。元々アレルギー持ちなので、アレルギーのひとつかと思い毎晩薬を塗りたくっている。明らかにアレルギーのそれではない。そして、一向に治らない。
昔から「会社員、向いていないよね」とあらゆる人から言われ続け、向いている仕事もやりたい仕事もなく、学歴も才能もない人間は、どうやって仕事を選択し、何を志して仕事を続けていけばいいんだろう。「会社員、向いてないって言われるんだよね」というと、共感し賛同してくれる人はたくさんいる。けれど、そういう人はいつの間にか私の周囲から消えていて、社会に上手く順応している。なんだかんだ、上手に生きているじゃないか。「ひとつの会社に3年以上勤めないと転職できない」ということは、意外とそうでもなくて、割と簡単に転職できることはわかった。しかし、私にはきちんとした社会経験がないので、どの判断が本当に正しいのか分からない。自分の人生だし、最終的に決断するのは自分だ。そして、自分のことを1番よく分かっているのも自分だ。全てが納得できる仕事がなくて、みんな我慢しながら頑張って働いていることも、長期休暇取れる職場もあまりないのだろうということも知ってる。しかし、何を優先させて、どこを妥協すればいいのか、分からなくなってきている。この会社にい続けると確実に駄目なのは分かる、なんとなく。
私の今の仕事の楽しみは、お菓子コーナーにあるハリボーだけ。あのくまさんのグミ。ハリボーは最高。固いグミは最高。しかし、先ほどあれだけあったハリボーがそこをつき、仕事に対するモチベーションが何もなくなってしまった。因みに食べたのはほとんど私だ。
「3/30(木)に、お花見を兼ねた飲み会を開催しましょう!」という連絡がきていることがわかった瞬間、同日に行われるART-SCHOOLワンマンのチケットを購入し、確実に花見に参加できない用事を作った。元々行くつもりではあった。いつもチケット購入がぎりぎりになってしまうが、「花見」の文字を見た瞬間に30秒で取った。売り切れてなくてよかった……。WWW X、めちゃくちゃ音いいんだよね。木下、歌下手なのに意味あるのかな……楽しみだナ~~~
会社辞めたいな~
この文章も、水曜日辺りから仕事の息抜きがてらコツコツ書き進めしまったよ……会社辞めたいな〜