2009年03月19日

京都で見つけた素敵な店「BONBELL」

 


 京都で、良い喫茶店を見つけた。熊野神社の裏側にある細道に、喫茶店が二軒、ひっそりと。花が一杯飾ってある店のウィンドーに、コーヒー300円からという文字が見えた。
 安い方が良いと入ってみたら、この店は、とても素敵な店だった。
 店内に客が3組ほど、それぞれに常連さんのようで、くつろいでいる。本棚の本を読んでいる若い人、3人の家族が、食事を終えて帰る所で、店主としばらく話をして、出て行った。店のメニューは、どれも安い。コーヒーを二つ注文すると、ご主人らしい人が、サイフォンでたてているので、できればお持ちします、と。朝食以来何も食べていないので、お腹はすいている。夕食が間近なので、まだ食べたくない。スペシャルサンドッチとコーヒーのセット650円というプレートが目に入った。
 店主が、トースト2枚なので、重くないですよ、と説明してくれるので、コーヒーを一つそれに変えた。薄いトーストにハム、卵、チーズ、トマトや野菜、がたっぷり入っている。女主人が、ナフキンを持ってきてくれた。母はサンドの中身を出して食べ始めた。すると女主人がやってきて、「口が開かなければだめだけど、一緒に食べて頂いた方がおいしいですよ。」そのためにこぼしても良いように、ナフキンを持って来てくれたようだ。


 

 栄養たっぷりのバランスの良いサンド、中身がこぼれるくらい入っている。この店は、きっとどれを注文しても、心づくしが行き届いていて、美味しいに違いない、と思った。
 サイフォンでたてたコーヒーが、とても美味しかった。口の広い暖かみのある白磁のコーヒーカップは、ノリタケ。カウンターの棚には、店主が好んで選んだ食器が並べてある。 感じの良い夫婦で、二人とも優しさがにじみ出ている。
「良い店ですね。皆さん、くつろいでおられるのがわかります。」と私は思わず言ってしまった。こんなに安くて良いの?と心配するけれど、商売氣は全くなくて、常連の客達と話し、美味しいものを提供し、心豊かな暮らしを楽しんでいる、本来の「喫茶店」が京都らしさとして存在してるのだ。コーヒー缶に、BON BELL と書いているので、そういうブランドなのか、と聞くと、あんな店主が言った。

 


 コーヒーの知識が全くなくて始めた店で、コーヒー豆のブレンドの達人が、この店のためにブレンドしてくれたものとか。存続している間、生きていてね、とお願いしているのですよ、と。苦みはなく、コーヒーが自然に飲めるようにブレンドされている。
 コーヒーと、サンドセットで980円だった。ランチも、夕食も、一度食べてみたい。近くならいいのに。


 


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