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I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

ドラム式洗濯乾燥機はもう手放せないけど、驚くぐらいに埃が溜まるのでできる対策はしておこう(決意)

家事

ひと月ほど前のことですが、長年使っていた縦型洗濯乾燥機から、ドラム式洗濯乾燥機の日立「BD-SV110A」に買い換えました。

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丁度花粉の季節ということで、ベランダでの外干しを止めるタイミングだったので、日々の洗濯(主夫である私の仕事)が各段に快適になりました。基本的にばボタン1つで、数時間後には洗い上がりの洗濯物がホカホカのふわふわに乾いております。

扉を開けた際、こぼれんばかりに膨らんでいる洗濯物を見る嬉しさよ!

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縦型の乾燥機に比べても断然シワが少ないですし(これが日立の「風アイロン」の効果か!)、衣類の縮みが一切ないとは言い切れませんが(フリースのパジャマやフランネルのシャツは多少縮んだかも?)、心配なものは事前に取り出しておけばいいだけ。脱水直後の濡れじわだって断然少ないのです。
仕事で1日外出する日は、帰宅時間を見計らってタイマーをセット。帰宅直後にホカホカの洗濯物に対面できる感動ったら、会社員時代にこんなものが欲しかったですよ!(笑)

ドラム式洗濯機は構造的に内部にホコリが詰まりやすい?

そんないいことづくめのようなドラム式洗濯機ですが、購入前から噂に聞いていたのが、構造的に埃(ホコリ)が詰まりやすい機械であるということ。最近も以下のTogetterが話題になったと思います。

これに関しては業者が行う清掃作業など、素人はまず手は出せないと判断し(メーカーの出張修理扱いになったとしても同様)、なるべく日頃のお手入れをマメに行うことを購入時に決意しました。
実際、ドラム式洗濯乾燥機のどんな所に埃が溜まっていくのか? 普段のお手入れはどんな感じで行っているのか…? 現在私が行っている最低限のお手入れ、そして少し突っ込んだ埃掃除などについても、合わせてご紹介したいと思います。
また、あくまで我が家で使っている、日立のヒートリサイクル式ドラム式洗濯乾燥機「BD-SV110A」の話ですので、他メーカー、他機種についてどこまで参考になるかは分かりませんが…。

(注:以下、埃やゴミの写真がたくさん掲載されます)

もっとも埃が溜まりやすい乾燥ダクト周り

実際、埃が溜まりやすいのは排水口と乾燥ダクト周りのようですが、まずは最も埃が溜まりやすいらしい、換装ダクト側。説明書によると、本体上部の換装フィルターを、乾燥運転のたびに毎回お手入れするようにとあります。

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実際に一回の洗濯乾燥でこれぐらいの埃がフィルターに引っかかっています。ちなみに、洗濯物の量は大人2人の2日分とバスタオルとハンドタオルと枕カバーが2枚ずつぐらい。ここの埃は掃除機で吸い取るか、雑巾で拭けば簡単に取れます。

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さらに忘れちゃいけないのが本体のトビラ周り。ゴムパッキンの周辺にビッシリと埃がこびり付いています(もちろん1回の洗濯乾燥で)。洗濯物を取り出す際に、ここに気を付けないとせっかく洗濯を終えたばかりの衣類たちがこの埃を拾ってしまいかねません…。

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ゴムパッキンの間にあるこちらが、乾燥ダクトの口だと思うのですが(ここから内部を通って、先ほどのフィルターまで埃が飛ばされるのかと?)、既にこの口の周囲にもかなりの量の埃がこびり付いています。

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ここはまず掃除機で吸ったあとに、濡れ雑巾でパッキン周辺をグルリとぬぐい取っていますが、乾燥フィルターに負けない量の埃が付着しています。洗濯物が終わった直後に、次回の洗濯物が発生してしまうのはやや解せませんが(笑)

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毎回のお手入れが可能なのはこの程度なのですが、絶対手の届かないダクト内に埃も貯まってるそう…。実際にYouTubeなどで上部パネルを外して清掃している動画を見ることができますが「ああ、これはかなり大変そうだな…」と。

一応、説明書では掃除機に取り付ける「スイコミノズル」なるアタッチメントで乾燥フィルターの差し込み口から突っ込んで埃を吸い取れ…とありますが、掃除機の吸引力の範囲なんだたかだか知れてますし、実際このスイコミノズルは殆ど奥に入りません。

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乾燥ダクト内の埃を絡め取るアイテムを買ってみた

※以下で紹介するブラシを使ったダクト内の清掃は、あくまで私個人の判断で行っているものであり、それによる故障等が発生した場合、メーカー保証が受けられなくなる可能性があります。使用の際は自己責任にて行ってください。

上の動画で使っていたものと同じような道具がAmazonで売っていて、そのレビューを読むと殆どがドラム式洗濯乾燥機の埃取り用に使っているというもの。私も買ってみたのですが、金属ケーブルの固さなどを考えると日常的な掃除に使うというよりも、いよいよ大きな埃が詰まった際に使うものかもしれません。

SK11(エスケー11) LEDピックアップツール 64cm SMB-8R

SK11(エスケー11) LEDピックアップツール 64cm SMB-8R

むしろ日常的なお手入れなら、試しに買ってみたこちらのパイプの毛詰まり用のブラシの方が効果がありそうかも…? というか、実はこれが想像以上に素晴らしい埃取りアイテムだったのです!(今回紹介するお手入れではこのブラシしか使いませんw)

コジット 毛づまりごっそりパイプ職人スリム

コジット 毛づまりごっそりパイプ職人スリム

こんなもので埃が取れるのか?と思うかもしれませんが、手近な埃に当ててみると驚くぐらいに埃を掴んで離しません。乾燥フィルター内の掃除機で吸い取れなかった隅っこの埃も、このブラシを当ててみると嘘のように絡め取れます。

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試しに洗濯槽の乾燥ダクト口から突っ込んでゴソゴソとしてみると… やっぱり埃が溜まっています。撮れるのは指先程度の量ですが、毎回これだけの埃が手の届かない場所に溜まっているとなると、1年後2年後には… とちょっとヤバそうですね。

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乾燥フィルター側から突っ込む場合には、洗濯機の「自動お掃除ボタン」を長押しすることで、ノズル内部の蓋(?)が開いてブラシが入りやすくなります。
こちらもブラシを突っ込んで少しゴソゴソとしてやるとこの通り。洗濯槽側のダクト口と合わせて毎回やるのは少々面倒でも、数回おきにやっておいた方が良いかもしれませんね

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(※写真では乾燥フィルター内のネジとプラスチック枠を外していますが、ブラシを突っ込むだけなら、ここを外す必要はありません。隙間から充分入ります)
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一度の洗濯乾燥で乾燥ダクト周辺から取れる埃の量

だいたい1回の洗濯〜乾燥を行うと、下の写真ぐらいの埃がこれまで紹介した場所に溜まることとなります。直ぐに手が届くパッキン周りと乾燥フィルター周りに左ぐらいの埃がたまり、パイプ掃除のワイヤーブラシを使って取ったのが右のかたまり。

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毎回、洗濯乾燥の度にこの程度の埃が発生し、ダクト内には濡れたままこびり付いて飛ばされなかった埃なども発生しているのだと思われます。恐らくこまめにお手入れしていても、数年後には出張修理などを頼む必要があるのかもしれませんが、とりあえずやれることはやっておこうと思います。

糸くずフィルターのチェックも忘れずに/別途ゴミ取りフィルターを付けておく

もう一箇所、乾燥ダクト周りと並んで埃が貯まりやすいと言われてる排水口側ですが、ユーザーが簡単にアクセスできるのはこちらの糸くずフィルター部分のみ。一度の洗濯でこんな感じでかなりの糸くず(埃)が引っかかっています。

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ただし、排水時に水を流しているだけでなく、槽内で水を循環させる際の通り道になっているらしく、この程度のくし状のフィルターでは全然ゴミが取り切れてないそう。そこで、次のような不織布のフィルターを別途付けてあげることで、水の循環時にしっかりゴミがキャッチできるそう。早速、こちらも使うことにしました。(ゴミの取れ具合は後ほど追記します)

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ドラム式洗濯機用 ゴミ取りフィルター 15枚入 G-14-B

ドラム式洗濯機用 ゴミ取りフィルター 15枚入 G-14-B

とにかく、ドラム式洗濯乾燥機を遣う以上、使っているうちに内部に埃が溜まってしまう構造については、もはや仕方のないものと諦めた上で、その頻度をどれだけ落とせるか、先延ばしにできるかを念頭にして、日々のお手入れをしておこうと考えています。

お手入れ作業自体は数分程度で終わりますし、縦型時代の洗濯物を干して取り込む作業(家事の中で一番嫌いなやつ)から開放されるならば、その程度の労力は全く厭わない私です。