養鶏場で鳥インフル陽性反応 出荷自粛を要請 千葉

千葉県旭市の養鶏場でニワトリ110羽余りが死んでいるのが見つかり、千葉県が簡易検査を行った結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。県は、詳しい検査を行うとともに、この養鶏場のニワトリや卵の移動を禁止し、周辺の養鶏場に出荷の自粛を要請しました。
千葉県によりますと、旭市の養鶏場で23日までの3日間に合わせて118羽のニワトリが死んでいるのが見つかりました。連絡を受けた県がこのうち10羽を簡易検査した結果、10羽すべてから鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。

このため、県はこの養鶏場のニワトリや卵の移動を禁止するとともに、半径10キロの範囲にある別の養鶏場に出荷の自粛を要請しました。県は詳しい検査を行っていて、高病原性のウイルスと判断されれば、この養鶏場で飼育されているニワトリおよそ6万8000羽を処分することにしています。