一部報道の指摘で明らかに
2月に行われた県立幕張総合高校の前期選抜試験で、自己アピールを選択した生徒よりもスポーツなどの実技を受けた生徒の方が意図的に優遇されていた可能性が高いことが分かりました。
幕張総合高校 由利聡校長
「結果として生徒、保護者、関係者の皆様に大変な不安を与えてしまった点について、率直にお詫び申し上げたい」
県立幕張総合高校によりますと、先月行われた普通科の前期選抜の自己表現の試験で、自己アピールを選択した生徒726人のうち、最高評価のAを獲得したのはわずか1人でした。一方、野球やサッカーなどスポーツの実技を選択した377人のうちAを得た生徒は130人に上り、明らかに体育系の生徒を優遇する傾向がみられました。これは一部報道の指摘で明らかになったもので、幕張総合高校の由利聡校長は、「本校が期待する生徒像に従い選抜を行ってきた」と釈明しました。しかし、「自己アピールを選択する生徒になるべくAを付けない」ことや、「それぞれの部活動が事前に人数を調整する」など、運用面で問題があった可能性を示唆しました。今後学校は全ての教員に対して聞き取り調査を実施する方針で、近く保護者説明会を開く予定です。県教育委員会は「選抜試験には公平性が求められる」とした上で、「改善が必要な点があれば学校を指導する」としています。
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