主人公加賀見真は幼少の頃からいわゆる"見える人"だった 分別のつく以前の時分は、視えない友達との交流を周囲に喋っていたが 殆どの人間は聞き流すだけだった  ただ祖父を除いては  大学生まで成長し亡くなった祖父の遺言により相続した屋敷に引っ越すと 子供の頃一緒に遊んでいた座敷わらしの伊予ちゃんが昔のままの姿で真を迎えた  再び蘇った霊視の能力と、投手の手となる鬼を使役する力を使い、この街にさまよう霊たちを救う  これが祖父が真にこの土地と建物を渡した理由だった  かくして加賀見家6代目当主のゴーストバスターズが幕を開ける  あえて言うならばーー地獄へようこそだーー名波行人ーー 登場人物 真…大学三年生 幽霊などが見える 屋敷で伊予と合うことで成長するにつれ弱くなっていた   霊視の力が復活した 琴梨…真の初めての仕事以降事務所を手伝うことになった学生    放任気味に育てられ愛に飢えているようで、真のことをお兄ちゃんと呼ぶようになった 伊予…何代も加賀見家に取り憑いている座敷わらし 基本的に家から離れられないので普段はゲームをしている 桔梗…祖父が生み出した世代間を引き継ぐための特別な鬼    葵を生み真の仕事を見届け、祖父のもとへ旅立っていった 葵…真の初めての鬼 サイコメトリーの能力を使い物や場所などの思念を読み取ることができる   猫娘のような姿をしていて家では伊予とゲームなどをしていることが多い 芙蓉…二番目の鬼 神や鬼、霊は普通見えないが芙蓉は任意で一般人にも見えるようになる力を持つ    加賀見家の家事全般を担当している 桔梗同様鬼らしいツノがある アイリス…三番目の鬼 テレパスの能力を付与されている 西洋の悪魔のような姿をしている 由美…真の元彼女 しばらく疎遠だったが乳がでかく少し未練があるようでよく真に接触してくるし乳がでかい 梓…13課にいる新人刑事 霊的な事件や通報を扱う13課とは代々加賀見家と協力関係にあった