こんなくだらない話を3回もすることになるとはね。
まず、先月ブックオフ(ソウル駅店)から拾ってきた 「東アジア・交錯するナショナリズム」からの抜粋↓ (超・前略)これは、別に民族主義の立場から日本に強硬姿勢を取っているわけでもないし、まして北朝鮮とつるんでいるわけでもない。韓国社会が民主化とともに冷戦を克服しようと行なってきた作業の当然の延長線上に、平和繁栄政策があり、対外関係の再設定がある。これを、冷戦時代にむしろ負担を逃れながら東アジアの「平和」にひたってきた(沖縄は除外されたが)日本社会が、韓国の利己主義としか理解できないならば、地域協力や共同体はおろか、平和の継続さえ危ぶまれるのではないだろうか。韓国の若者たちを見ると、日本人個人に対する親近感は非常に高い。日本の文化が好きだという人も多い。私が日本の学生を連れて韓国の大学を訪問しても、フレンドリーに接してくれて、日本語も上手だ。これは、全般的にもいえる傾向であり、韓国人は日本の政治家をまったくといっていいほど信用していないが、日本人一般への敵対感は強くない。(中略)朝鮮半島の実情をよく伝えていないマスコミの責任は重大である。竹島問題をめぐって、旗を燃やしたり、腹を切ったりする韓国人の映像を日本のマスコミは好んで伝えたが、そうした人々は右翼的な旧軍人などであって、歴史認識で冷静に日本との対話を望むような市民とは異なる。もしも、韓国のマスコミが日本共産党の回りにうろついているような右翼の害戦車ばかり写して「これが日本です」と放送したら、日本人は公正な報道だとは思わないだろう。だが、日本のマスコミはこれと近いことをしているのである。マスコミは「世論」とか「国民感情」といった言葉をよく使うが、それならば「民族主義」であるはずの韓国や中国と日本はいかほど異なるというのだろうか。そして「反日」という言葉自体、再検討すべきであろう。日本の政策が誤っている時、真の隣人であれば批判するのは当然であろう。ところが、批判する国、人をすべて「反日」のひとことで片付けるならば、もはや誰の隣人にもなることができない(後略) 転載終わり。今の韓国は「隣人」たるものでは決してない。冷戦体制に立ち返ることと、自己の利益を強固にすることしか考えていないような集団が指揮を取っている国だからだ。だが上記の本は2005年に出版されたもので、日本の報道と韓国の実像のズレやら、ノムヒョン大統領と保守派の関係やらを言及していて、「え、この時期の日本でこんなこと書いてる人いたんだ。というか、どうしてわかるの」と物珍しさを感じたので(だって日本の有名な人が書いた本って、いかにも政治家や新聞特派員としての立場から書いてるな~って本ばかりだと思ってた)応援代わりに買って来た…といいたいがブックオフで買っても意味ないよね。 昨日、某親戚(仮)のうちに行ったら、その地元でずっと住んでる初見のお爺さんと二人っきりになったんだが(経緯は聞くな)おれに「外国に勉強しに行ってたのか」的なことを聞くので、この年代の人に日本だと答えたらウケが悪いだろうなと思ったので「え、ええ」的にあいまいに答えてやると「アメリカか、日本か」というので、あ、日本って想定に入ってるんだ。と思って「日本です」と答えたが実は旅行でしか行ったことねぇー話を引き出したかっただけw(知ってること喋るより知らないこと聞くほうが得だろ)そしたらやっぱり複雑な表情をされて、微妙に悲しそうな表情なんだけどなんか言うのをためらって「わしは日政時代を生きたからなぁ。でも今は時代が変わったからなぁ」的なことを言って「がんばれ」ってことで落ち着いた…えぇっ。それからおれに「某親戚と酒を飲んでもいいか」的なことを聞くので「ぼくは一向に構いませんけど本人に聞いてください」的に答えると「某親戚が嫌がるからやめとくわ。わしは某親戚のことを尊敬しているんだ。じゃあな」って去っていってしまった… なんかこういう人が抱いている思いやら記憶やらを掘り出したいんだけど、それを聞けてここに書いたところで「反日ジジイ」になってしまうだろうから、(そんなこと、このお爺さんに予想できるわけはないんだが)賢明なお爺さんだったな。と思うわけで、ボクはボクの親戚がこのブログ見てるような連中(というような書き方は、ぼくの偏見に含まれない大勢の方に対して申し訳ありませんが)の頭の中で想像されるのからして嫌になってるんで、「某親戚」だとしか書いてないし…おっと話が脱線した。つまり、年配の人が日本に対して抱いている複雑な気持ちやら個人的な経験やらがどうしてひと括りに「反日」ということになり、その時代の恩恵を受けて日本大好きになった人や日本を弁護した地主などの言葉ばかりが「歴史の真実」などにされて、搾取されたそのほか大勢はただの敗者として記憶にも留めてもらえず消えていってしまわねばらないのか…というような話をしたいがまだ荷が重過ぎる。次のブログではなんとか。←本当かよ まあ、ここで言いたいことは、なんか日本に財産取り上げられちゃった人が「日本人は泥棒だ」的に怒ってたって話したことあんだけど、そういう人は稀で、なんかそれをうちの人が(もう誰だが書きたくもないが)「今はどんな国とも仲良くやっていかにゃなんないんですよ」って宥めたって話に癒されたって人がいるんだけど、んなことなくて、常識的な感覚を言ってやっただけで、もうそんな(日本人からすると)火病ってるとでも言いそうな人のほうが稀だから。だからすごくびっくりしたし。えええっ、怖っ。ってなったし。でも思えば、怖がるんじゃなくて、なくなられる前にちゃんと理解しておかねば。という気もするのだが、いずれにせよ、未来志向の対話を呼びかけるものであれ、極端で物珍しい対話拒絶の態度であれ、どれも「反日」っていうのはズレている気がする。言葉が与えるイメージが先行しすぎている。反日映画にしたって本当は反日映画じゃないと言いたかったんだが。日本沈没で日本沈没しないと拍子抜けするのは当たり前だろう。怪獣が東京タワーを壊すところで熱狂する日本の特撮ファンどもは東京タワーを憎んでいるから喜ぶのだろうか?おれは日本が沈没しないことは知っていたので「ショボい映画だろうな」と考えて観にいかなったが、後から聞いた話だと「有名な建物をことごとく壊すからすごいんだよ」と言われて、あ、じゃあ観にいけばよかったかな。と思ったけど、きっと製作者も特撮系の人ならば、もう喜びに打ち震えながら作ったんじゃないだろうかと想像できる。ああ、観にいけばよかった。しかし製作者は反日じゃねえだろう。 感染列島が「ブレイム、人類滅亡」とかいう題名で、勝手にカットされておかしな結末をたどるという常識外れの編集版の公開となり、大勢の観客が「なんだこの映画は」と不評を吐いたが、実情がネットによって広まり映画配給社への非難が殺到。こんな非常識なことがあり得るだろうと想像してた観客はいないし、作品への冒涜であるうえ観客への詐欺行為でもあるのだが、どうやら新しい映画配給会社で、この感染列島が第1作だったらしく、もしや、日本沈没の成功で何か勘違いしたおかしな人が会社を起こしたのでは。と私は想像するが、真相は謎。しかしながら、きっと日本沈没はちゃんとぶっ壊してるから、それと、ちゃんと作品として成り立っているから成功したんだろうし、ヒューマニズム的なところにも共感できたんだろうし、とにかく、日本が沈没するといったネタだけで観客をあそこまで動因することは決して不可能だ。それの証明が「ブレイム、人類滅亡」ではないのか。作品がちゃんと作品として成り立ってなければ観客が受け入れるはずもないのだ。 日本人が韓国人に対して民族主義的に向かい合えば、韓国人は民族主義的に見えてくるということであろう。韓国や北朝鮮に対するものの見方は、その人の物の見方をよく映し出す。私たちが分かりあうことのできる人々は韓国にも中国にもたくさんいるにちがいない。しかし、日本の保守派が国粋主義や大国化の野望を実現させるための道具として、韓国に対するゆがんだイメージを振りまき、北朝鮮を罵倒するのは、腹立たしいことであるし、決してゆるされてはならない。出会うことの喜びを知らない閉ざされた考え方の持ち主が、これ以上勢力を広げないように私たちの努力が必要である。←また転載です。 こういったまともなことを書いてくれた教授には本当に感謝したいが、今の韓国はそのような努力を虚しくさせる集団が牛耳っているのだ。社会を国粋主義にし、対立を固着させることを生業とする人間らが支配している国なのだ。んな前時代の亡霊どもを執権させている国の人の責任として、せめて韓国の実像を把握できる何かを発信したいものだ。(荷が重いが) まあ、またくだらない低レベルなことを書くとすると、「反日が嫌いだ。日本を嫌うやつらが嫌いだ」って言っている人をよく見かけるんだけど、「日本」のとる政策やらとりあげる精神やらが必ずしも日本国民にとって好ましいとはかぎらないだろうに、とにかく「反日」だの「反日感情」だので切り捨てるのは危険じゃないのか。と言いたいものの、未だに過去の独裁執権勢力の呪縛から脱出できていない、むしろ、これから完全な暗黒期に入るかもしれない韓国は、人のことを言える立場にないのだし、今の私にとっては日本がどうのより、はたして韓国はこの「腐敗」を克服するために、歴史の境目として、今の最悪の状況に追い込まれているのか、それとも、これから際限なく腐り続けていき、腐臭の漂う未来が確定するのだろうか、ということが最大の興味ごとである。日本の人々を混乱させたくはないし、やはり韓国には無理に興味を持ってほしくはない。韓国を理解するにはこの支配構造を多角的に解体しなければならないのだ。それは、日本からすると不可能だし、(だから無断転載させてもらった上記の本の執筆者の一人はどうしたのかと不思議に思う)韓国の有権者らにとっても難しいことになっている現状である。とにかく、韓国がどうなるかは、韓国の人がなんとかするしかない。日本の人に対して恥ずかしくない韓国になってもらいたいと思うし、そのためにもモラルのない政治屋の長期執権を止めたいと思うのだが、今のところそれは不可能に見える。希望がないように見える。とにかく、これはこちらの事情である。このブログで話せることではないよな。早く一皮剥きてぇ~ 追伸 ところでまったく関係ないが、著者(というか執筆陣のうちにボクが引用した部分を書いた人)の別の本の説明でこんなのを見つけたんだが いま、韓国人は日本をどう眺めているのか?政治家や「日本ファン」の高校生のナマの声、韓国側から見た近代史の争点、ポピュラー文化を通してみた日本論の紹介など、最も新しい日本論のかずかず。 ここで「日本ファン」って、まさか…ぼくが苦し紛れに「日本ファン」の意訳にしといた 「일빠」を、この人も「日本ファン」に翻訳したのか?なんか一気に親近感が… 일빠(イルパ)の빠(パ)は오빠(オッパ=お兄ちゃん)の오빠で、오빠부대(オッパ部隊) ってのがあって、アイドル歌手とかの追っかけ、とにかく好きで好きでたまらない少女らを オッパ部隊で言ってたんだが、それが転じて誰かのファンに~パってつけるネット用語に。 はたからみると節操がなくてあわただしく見えるということでネガティブな印象もあるものの、 言葉自体はかわいい感じで持ち入り方によって肯定的でもあるから「日本信者」だの 「日本厨」だのにしてしまうとネガティブイメージが強すぎてぜんぜん違う言葉に… ということで「日本ヲタ」か「日本ファン」どちらにしようかと思ったがやっぱり ファンが本来の意味に近いけど例のニュアンスはないよな…でもファンがいいか。 ということでファンにしたってことはちゃんとニュアンス汲み取ってくれてる? 高校生で일빠呼ばわりされる子って、政治や社会に興味ないんだろうな。 でもここ何年かで일빠って言葉も聞かなくなってしまったな~いろいろあって。 とにかく、広告だと思われちゃ嫌ですから、著者と本の題名は伏せときますよ。 ってか、このブックオフで買って来た本、題名と表紙から受ける印象が内容と違いすぎるー釣りか?釣りなのか?それともおれが韓国の部分しか読んでないせい?←お前は恥を知れ ■
[PR]
by no_tenki
| 2009-04-23 04:42
|
2010.5.21
後日リンクするどころか1年近く過ぎてしまったので、いまさら過去の記事に手を加えるのも気が引ける…ということで、こちらにリンクさせていただきます。
[韓国史のウソを論争する] 【2013年追記!】ここは暇な構ってちゃんだったブログ主が、恥も外聞も捨て韓国人であることだけを売りにして無責任で人間に対する礼節を欠いた不誠実な書き込みを匿名で昼夜繰り広げた恥の記録であり、すでにブログとしての機能は停止していますが何か書くことがあるかもしれないもののやはりブログとしては終わっていますので探さないでください。逃げたい。*知り合いにバレたら失踪するレベルです。恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい… ライフログ
以前の記事
2015年 06月 2014年 06月 2014年 03月 2013年 12月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 03月 2012年 12月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 06月 2010年 05月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 09月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 04月 2007年 02月 2006年 11月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 検索
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||