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■籠池氏証人喚問、記者の視点

 この日、森友学園の籠池泰典理事長は、計4時間にわたる証人喚問に臨んだ。真実を述べなければ偽証罪に問われる中での証言だが、土俵には籠池氏1人。主張の真偽はすぐには検証できず、謎が深まっただけだった。

 籠池氏は、2015年9月に安倍晋三首相夫人の昭恵氏から100万円の寄付を受け取ったと改めて証言。開設予定だった小学校の名誉校長に就いた昭恵氏と電話やメールでやりとりしたとする内容も語った。しかし、異例づくしの用地取得の枠組みを誰が整えたのか。ごみ撤去費約8億円の根拠とともに、問題の根幹は未解明のままだ。

 約1カ月にわたる国会審議を経ても解明が進まない最大の要因は、当時の担当者から聞き取りもせず、面会記録も廃棄したとして情報開示に消極的な財務省の姿勢にある。財務省は何を守ろうとしているのか。

 そもそも朝日新聞が2月9日付…

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