山形県置賜地方の自動車教習所に通っていた10~20代の男女を中心に、はしかの感染が広がっている。21日までに発症が確認されたのは計7人。教習所には各地から合宿参加者が集まっていたこともあり、発症者は県内にとどまらず、宮城、埼玉両県に帰宅した後に発症した例もある。山形県は21日、県庁で緊急の連絡会議を開き、注意喚起の徹底を確認した。
連絡会議での報告によると、県内ではしかの発症が確認されたのは7年ぶりとなる。
最初の発症者は横浜市の20代男性。インドネシアのバリ島から帰国後、2日から教習所に通い、9日にはしかと診断されたという。
その後、同時期に教習所に通っていた県内の男性3人と宮城、埼玉両県の女性2人、さらに横浜市の男性が宿泊していた施設の40代男性従業員の感染が確認された。
はしかの潜伏期間はおおむね10~14日間。初期症状は発熱やせき、鼻水で、風邪と似ている。多くの人は予防接種や過去の罹患(りかん)により免疫を持っているが、免疫がない人に対する感染力は非常に強いという。
二次感染した6人から、さらに感染が拡大した場合、発症は24~27日ごろになるとみられる。潜伏期間中に公共交通を利用した人もいるため、県は乗車時刻などの情報を公表し、注意を呼び掛けている。
県健康福祉部の斎藤真幸次長は「疑わしい場合は医療機関に連絡をしてから早期に受診してほしい。空気感染をするので公共交通の利用は控えてほしい」と話す。
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