comicoノベル。公式連載がスタート
水谷です。comicoノベル公式連載がスタートして数日が経過しました。
せっかくの経験ですので、ここ数日で気づいたこと、起きたことをまとめてみます。
現在のランキング「圏外」
TOP10までのランキングが出るのですが、現在TOP10には入っていません。
ただ11位以降が表示されないので、自作の立ち位置は不明。
かなり入れ替わりが激しいので、もしかしたら何かの拍子にランキング上位になるのかも。ランキングを決定するための要素もちょっと少し不明。単純な「おすすめ数」ではないようですが。
ちなみに急上昇ランキング1位にはなれました。
が、新作なのでこれもどこまで喜んで良いのかは微妙なところ。(現時点で、急上昇ランキングから姿は消しています。)
ということで、
恥を忍んで、担当の方の聞いてみました。
僕「ぶっちゃけ。この作品の勢いって他の方の作品と比べてどうですか?」
担当の方「新作にしてはまずまずの数値です。」
僕「(まずまず・・・かぁ。大丈夫かな。)」←イマココ
どうやら週末にまたピックアップしてくれるみたいなので、そこからどれだけ伸びるのかがカギなんだとか。
公式連載のメリット
実利的なメリットも多い公式連載ですが、肌で感じた嬉しいことも含めてあげていきます。
・給料が入る
公式連載となるとお給料をいただくことができます。基本の原稿料+人気に応じてインセンティブです。ノベルの場合、ランキング上位の方はその給料で生活をしていけるだけの金額になるんだとか。
・知名度アップ
単純に知名度がアップしました。
Twitterでフォロワーさんが若干ですが増えた気もします。エゴサーチしてみたら、作品名でシェアしてくださっている方もいました。
・通知がすごい頻度でくる
comicoでは作品が一定のコメント数や閲覧数を獲得すると通知が来る仕組みとなっています。
公開当初は、それはもう凄いスピードで通知されます。これは素直に嬉しいです。
・コメント数が格段に多い
公開されてから二日が経ちましたが既にコメントが200を超えています。
現在、9割くらいが好意的なコメントでしょうか。
「かなり厳しいコメントが来ることもあります。」と予め言われていたので身構えていたのですが、今のところはまだまだ大丈夫な感じ。
僕の作品の場合、「( ^ω^ )」だけのコメントも多く(一応、好意的なコメントとして解釈しています)気軽に反応しやすい作品なのかもしれません。
注意すること「ニュートラルに結果を見る」
実際に公式連載が開始して「今後気をつけないといけないな。」と思ったことを書いていきます。
まず大きかったのは「数字についつい囚われてしまう。」という点。
感覚的には、受験勉強の「模試の点数」に近い感じです。
「模試の点数に一喜一憂するなよ。」と予備校の先生に言われていたのですが、どうしても考えてしまうんですよね。過去の点数が変わるわけでもないのに、何度も見直したり、「あと10点高ければなぁ」なんて考えてしまったり。
もちろん模試の復習は大事ですが、いつまでもそれに囚われて、肝心の勉強時間がなくなったら意味がない。そんな警告を込めて僕たちにしたアドバイスだったのでしょう。
何となくですが、それを思い出しました。
同じジャンルの他の作品と、コメントの数やオススメ数をついつい比べてしまうんですよ。一度出した作品であるため、その話に関して僕がやれることはありません。
考えるべきは次の話であり、他の作品であり、新しい取り組み。
定量的な数字にしろ、定性的なコメントにしろ、ニュートラルに受け止めることが必要になってきます。
「天に委ねる」の精神
ニュートラルという言葉では伝わりづらいかもしれませんが、日々大事にしている(したいなと考えている)のは「結果は天に委ねる」という気持ち。
結局のところ、人ができることって限られています。複雑すぎるこの世界に対し、僕たちはあまりにも無力です。
どれだけ頑張って書いた作品でも、それが世間で受け入れられるか否かは、出してみないと分かりません。
作家にできることは、世の中に作品を提示する機会を増やして、運が巡ってきた時にその運を最大限に活用できる準備を整えておくことだけ。
(この辺りは成功は“ランダム"にやってくる!に詳しく書かれているので気になる人は是非読んでみてください。クリエイター必見です。)
成功は“ランダム"にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方
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ということで、水谷は、これからもコツコツ淡々と作品を作っていこうと思います。