ワシントン=杉山正
2017年3月23日18時35分
昨年の米大統領選でトランプ氏陣営の選対本部長だったポール・マナフォート氏が約10年前、ロシアのプーチン政権を利する活動を行う見返りに多額の報酬を受け取っていた、とAP通信が22日伝えた。米連邦捜査局(FBI)はロシアの大統領選介入問題で、トランプ氏陣営とロシアの関係を捜査しており、焦点の一つになる可能性がある。
同通信によると、マナフォート氏は2005年、プーチン大統領に近い富豪オレグ・デリパスカ氏に、米国や旧ソ連圏の政財界、メディアに工作活動を行い、プーチン政権に有利になるようにする計画を提案。翌年から年間1千万ドル(約11億円)の契約を結んだ。関係は少なくとも09年まで続いたという。マナフォート氏は富豪とのビジネス関係は認めたが、政治的な活動は否定したという。
マナフォート氏を巡っては昨年8月、米メディアが、ウクライナの親ロシア派の前政権側から1270万ドルを受け取っていたことを示す帳簿が見つかったと報道。4日後にトランプ氏陣営の選対本部長を辞任していた。ホワイトハウスのスパイサー報道官は22日、報道について、「大統領やトランプ政権当局者との関係はない」と話した。(ワシントン=杉山正)
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朝日新聞国際報道部