【巨人】侍ジャパンTDの鹿取義隆氏を球団編成部門に招へい
2017年3月23日4時50分 スポーツ報知
巨人が、OBで侍ジャパンのテクニカルディレクター(TD)を務める鹿取義隆氏(60)=スポーツ報知評論家=を、球団の編成部門に招聘(しょうへい)することが22日、分かった。同氏は侍ジャパンTDの業務や評論活動を通じて、チームの現状を熟知。編成体制の強化にうってつけの人材として、白羽の矢が立てられた。
鹿取氏には、編成トップを務める堤辰佳GM(51)をサポートし、強いチームづくりを進める役割が期待される。名リリーバーとして活躍した現役時代の実績はもちろん、巨人では投手コーチやヘッドコーチという要職を歴任。現場の事情にも明るく、由伸監督ら首脳陣とも綿密にコミュニケーションを取りながら、よりよい強化策を練っていくことになる。
侍ジャパンでは06年の第1回WBCで投手コーチを務め、初の世界一に貢献。15Uの代表監督も務めるなど、アンダーカテゴリーやアマチュアへの理解も深い。昨オフ、陽、マギー、カミネロらの主力クラスの選手を立て続けに獲得した堤GMの手腕に鹿取氏が加われば、編成部門の強化は確実。より強固な体制で、トレードなどによる短期的な強化策、ドラフトや育成を主とした中長期的な強化策を立て、常勝軍団をつくり上げる。