日本人にとって春の桜の季節の最大の楽しみは、やはり「花見」です。桜の咲き乱れた景観は絶景のひとことです。都心でも桜の絶景を楽しめるスポットは意外とたくさんあります。
そこで、仕事帰りでも気軽に桜を楽しめる東京都内の人気の定番お花見スポットをご紹介します。
１．上野恩賜公園
上野恩賜公園は、総面積53万8000平方メートルの広大な公園で、誰もが知っている知名度の高いお花見スポットです。さくら名所100選にも選ばれています。
毎年、桜の開花時期には「うえの桜まつり」が行なわれ、1000個以上のぼんぼりが点灯されます。夜桜の下には露天も並び、夜桜見物の花見客で賑わいます。
２．新宿御苑
都心のオアシスである新宿御苑には60種類以上の桜があるので、長期間にかけてお花見を楽しむことができます。
レジャーシートを持ち込んで、ピクニック気分でゆったりとした時間を過ごすことができます。
３．代々木公園
代々木公園はアクセスがしやすいので、大人数の宴会に便利です。花見客は多いのですが、敷地が広大なので場所取りは意外と楽にできるかもしれません。
ソメイヨシノをはじめとしていろいろな種類の桜が約700本植えられています。
４．井の頭公園
井の頭公園には八重桜や、しだれ桜、濃紅色、白花の桜などが次々に咲き誇り、遅咲きの桜は4月下旬まで観賞することができます。
池の水面に映る満開の桜は圧巻の美しさで、毎年多くの家族連れやカップルで賑わう屈指の人気お花見スポットです。
５．目黒川
目黒川は、世田谷区から東京湾までつながっているおよそ8kmの川です。その間の約4kmの長い距離にわたって、川沿いに約800本のソメイヨシノが広がるスポットとなっています。
特に池尻大橋駅から中目黒駅周辺にかけては川幅がせまくなっていて、川を包み込むように、桜並木がアーチ状になる光景はまさに絶景です。
６．六本木ヒルズ
六本木ヒルズでは回遊式の日本庭園である毛利庭園で、桜の木を見上げながら春の自然の中を散策できます。
また、六本木さくら坂では、開発と共に生まれ育った桜並木を楽しむことができます。
７．千鳥ヶ淵緑道
千鳥ケ淵は皇居のお濠に沿って700mにわたり桜が咲き誇る、都内でも人気の高いお花見スポットです。緑道から眺める石垣と桜のコントラストは絵画のような美しさで外国人観光客からも人気となっています。
満開の桜と濠の水面に反射する桜の両方で、お花見を楽しむことができます。
８．隅田公園
隅田公園では、隅田川に掛かるの吾妻橋から桜橋までの1kmに渡って、両堤沿いに桜並木が広がっています。
東京スカイツリーを見ながらお花見が楽しめるスポットとしても人気です。
９．八重洲さくら通り
八重洲さくら通りは、東京駅八重洲口という都心にありながら約150本のソメイヨシノを見ることができる桜の名所です。
ライトアップされる夜桜も美しく、仕事帰りの多くのサラリーマンやOLがお花見を楽しめる癒しスポットとなっています。
10．六義園
六義園は東京文京区にある日本庭園で、徳川5代将軍・綱吉が作らせたものです。
正門近くにある高さ13m、幅17mにわたるしだれ桜は圧巻です。東京を代表する桜のひとつといえるでしょう。
以上、東京都内で気軽に桜を満喫できる、定番のお花見スポットベスト10…でした。