これで完璧!eBayで使うおすすめの発送方法

ebay, 発送方法

日本郵便のEMS送料の値上がりは多くのeBayセラーに打撃を与えているはず。

昨年の6月1日から300gの区分が廃止され、全体的に300円~500円料金が上がっています。少し前までのアメリカまでの送料は、例えば300gで1200円でしたが、今では2000円!

料金の値上がりに動揺していない方はいないと思いますが、もうすでに日本郵便が決めたことですので、私たちにはどうにもできませんよね。

EMSの送料が上がったためeパケットやSALの使用頻度が上がると思いますが、最近はAmazon輸出、eBay輸出ともに、顧客満足度の観点から商品が届くまでの日数も重視する傾向にあるため、EMSを使わないわけにもいかないのが現状です。

どうすればいいのかわからない!という方のために今回はeBayで使用するお勧めの発送方法を種類別にご紹介させていただきたいと思いますので参考にしてください。

どんな発送方法があるの?

通常eBayで商品が売れたら郵便局から発送しますよね。こちらが一般的な主要の発送方法です。

  1. EMS
  2. 航空便
  3. SAL便
  4. 船便

もうすでにご存知のように、このように大きく分けて4つの発送方法があります。

 発送方法の比較

もっと細かく分類すると、

  • EMS
  • 国際小包の航空便、SAL便、船便
  • 小型包装物の航空便、SAL便、船便
  • 国際eパケット
  • 印刷物の航空便、SAL便、船便
  • Dメール・Pメール
  • 航空書簡

などがあり、下記のオプションをつけることができる発送方法もあります。

  • 書留
  • 速達
  • 受取通知
  • 保険付

サービスを比較した表はこちら。

郵便局のサイト(サービス比較表)

これほど多くの選択肢があるとどれを使えばいいのかわからない!と思うかたも中にはいらっしゃるかもしれません。そこで、eBayで商品が売れた時にこれを使っておけば大丈夫!という発送方法をご紹介いたします。

これを使えば大丈夫!

「EMS」

「国際eパケット」

「小型包装物SAL便」

上記3つを利用すれば多くの場合大丈夫だと言われています。

それぞれの発送方法の特徴から、発送する商品に合った方法を選択しましょう!

それぞれの発送方法の特徴とは?

EMS

重さ30kgまでの商品を最優先かつ安全にバイヤーの元へ届けます。サービス内容は充実しています。サイズに関しては国によって若干ルールが異なるため気をつける必要がある場合もあります。

10個まとめて送ると「10%OFF」の割引も適用されます。重いものを無在庫でガンガン売る方にとってEMSは最強ですね。

EMSの大きさ・重量制限一覧表(日本郵便)

国際eパケット (Registered Airmail)

小型包装物の航空便(書留付)と同等のサービス。さらに安いです。発送してから早くて3日、平均1週間ぐらいでアメリカやヨーロッパに届きます。2kgまでの重量で、3辺の合計サイズが90cmまでの商品にしか使えませんが、書留による追跡もできますのでお勧めです!

10個まとめて送れば1個当たり40円の割引になります。

国際eパケット

小型包装物SAL便

2kgまでの商品を安く送りたい!時に利用することをお勧めします。不着もトラブルもそれほどないようです。安い理由は他の発送方法に比べて配送の優先順位が低いからですが、航空便とそこまで変わらないと感じる方が多いように見受けられます。

書留付きの小型包装物SALを10個以上まとめて送る場合も1個当たり40円割引になります。国際eパケットと複合して送った場合も適用されますが、書留なしのSALだけを10個送っても割引はありませんのでご注意ください。

*バイヤーから未着ケースをオープンされた場合100%負けます。410円プラスすると書留(追跡)を付けることができます。Registered SALと呼ばれるものです。(小型包装物SAL、書留付)書留SALを使うのであれば同じ価格帯だけれどもっと早く到着するePacketを利用した方がよいかもしれません。

小型包装物SAL便

国際eパケットライト

新しい発送方法として、国際eパケットライトも始まりました!

追跡だけが付いた小型包装物SAL便と同等のサービスだそうです。

発送方法を選ぶ時のポイント!

バイヤーにもいろいろなタイプの人がいますよね。1,2ヶ月商品の到着を待ってくれる人や1週間も待てない人。EMSで送っても、小型包装物SAL便で送っても到着が遅れる時はありますよね。

EMSは最後まで追跡することができますが、他の2つの発送方法に関しては、国によって追跡が途切れることがあります。

カナダやオーストラリアは自国のオリジナルナンバーに書き換えられる日本を出たら追跡ができません。

それぞれの発送方法のリスクと相談しながらどの発送方法を使うのか決めてください。

eBayで送料設定の方法は?

送料設定例:
500g ePacket free/EMS 20 to USA   
・500g eパケット 送料無料
・EMS 20ドル 
・アメリカ宛の発送

では、まずアメリカへの送料を設定します。

まずは送料の請求の仕方を選択します。

Flat: same cost to all buyers / 一律: 全州バイヤーに対して同じ料金
Calculated: Cost varies by buyer location / 計算: バイヤーの住所によって料金変更
Freight: Large items over 150lb / 運搬料: 重量150lbを超す大型商品
No shipping: Local pickup only / 発送なし:現地引渡しのみ

この送料設定は多くの方が困惑すると思います。この出品フォームは世界中のセラーが eBay.comに出品していることを理解する必要があります。 つまり、この出品フォーム自体は「アメリカ在住のセラー向けに作られている」というこ とです。

アメリカに住んでいれば、当然USPSやUPS, FedEXといったアメリカの運送会社を利 用することができます。アメリカ国内にいれば、USPSのシステムとeBayが連動してい るため、バイヤーの州によって送料を設定したりすることができますが、日本人セラーが 利用しているのは USPSではなく日本郵便(Japan Post)であるため、eBayの出品フォー ムと日本郵便の料金システムは当然連動していません。

その理由のため、 アメリカのセ ラーが利用できる州ごとや商品の重量ごとの送料を私たちは設定することが不可能なのです。

日本人セラーは常に Flat: same cost to all buyers / 一律: 全州バイヤーに対して同じ 料金を選択してください。

送料を決めるために日本郵便の国際郵便のサイトに行って参照しましょう。

日本郵便公式サイト

*Economy services from outside US (米国外からのエコノミーサービス)
配達日数: 11~23営業日
対象発送方法: SAL, 書留SAL, Airmail, 書留Airmail, ePacket

*Standard services from outside US(米国外からのスタンダードサービス)
配達日数: 5~10営業日
対象発送方法: EMS

*Expedited services from outside US(米国外からの速達サービス)
配達日数: 1~4営業日
対象発送方法: UPS, FedEX, DHL

このようになりますが、ポリシーを決めるのは自分自身です。Expedited serviceをEMS と設定したり、Economy serviceにSALを設定したりと、発送方法の設定にはルールは ありませんので自由に決めてくださいね。 今回はEconomy services from outside USをAirmailと設定します。Cost(料金)のと ころに9.60と入力します。

もし送料を無料にしてフリーシッピングにしたい場合は、Free Shippingにチェックマー クを入れます。そうするとCostのところ$0.00に変わり、送料を入力することができな くなります。

もしAirmailだけではなく、安全で速いEMSも選択肢として提供したい場合は、 最初は1行しか「Service」を決める欄がないので、offer additional service(サービスを追加する)をクリックして欄を増やします。

そして、Standard Shipping from outside US (5 to 10 business days)を選択し、 EMSは日本郵便の計算結果で2000円でしたので、1ドル100円で計算し、20.00を入 力します。

これで、USへの発送はエコノミー発送ではAirmailにて送料無料、スタンダード発送では EMSにて$20.00にて発送する設定ができました!

多くのバイヤーは予定到着日を気にします。

予定到着日までに商品が届かないとあなたのフィードバックにも影響してしまうことや、EMSが4日以内で相手国に到着するなんてアジア圏内でもギリギリであるため、

  • Economy Int’l Shipping= 小型包装物SAL or 国際eパケット
  • Standard Int’l Shipping= EMS

と設定する方がよいでしょう。

NGな発送方法はある?

  • 船便
  • 航空書簡

上記2つの発送方法は使わない方がよいでしょう。

船便はかなり時間がかかることは周知の事実。

バイヤーの中には「もっと安い発送方法はある?」と質問が来たとします。あなたはどのように回答しますか?

「船便なら時間かかるけど安く送れますよ!」

これは絶対に言わない方がよいです。なぜなら、送料を少しでも安くしようとする人は心にゆとりがない人が多いからです。船便の発送は時間がかかるよ、と事前に忠告していても未着ケースをオープンされたらそれこそ大きな問題になります。

航空書簡は90円で25g以下の商品を全世界に発送できます。遊戯王カードやポケモンカードなどのトレカを送る時などに使えますが、送る国にもよって届かないケースもありますのでこの発送方法の利用は控えておいた方がよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大事な商品を無事にバイヤーに届くまでがセラーの責任です。セラーもバイヤーも未着などの郵便トラブルに巻き込まれたくありませんよね。

「EMS」

「国際eパケット」

「小型包装物SAL便」

上記3つの発送方法のいずれかを使っておけば大丈夫ですので、ぜひこの機会にあなたが利用したい発送方法を再検討してみてくださいね。

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