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侍J準決勝で米国に敗退…貧打拙守で投手陣の好投フイに

 だが、先頭の中田が投ゴロ。続く坂本も遊ゴロに終わり、最後は八回に痛恨のミスを犯した松田が外角に大きく外れるボールを振って三振。打線はわずか4安打。中軸の3番・青木、4番・筒香、5番・中田で計9打数無安打では勝てるはずもなく、貧打と拙守で日本は準決勝で敗退した。

「ホームが遠い、そういう試合だった。ピッチャーは本当によく投げてくれました。でも、1点が遠かったですね。一発勝負で難しい戦い。選手は責められない。何度も言うようですけど、本当にホームが遠かったですね。悔しい負けですけど、本当に選手はよくやってくれました」とは、試合後の小久保監督のコメント。

 日本は06年の第1回大会、09年の2回大会で連続世界一。前回13年の3回大会で準決勝敗退し、世界一奪還を目指して今大会に臨んだが、またも決勝の前に散った。試合終了の瞬間、ベンチでは中田、菊池らがボー然とグラウンドを見詰め、内川は目を真っ赤にしながら天を仰いだ。

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