1. 多目的トイレを使ったことある人は、疑問に思ったことないでしょうか?
手を洗う場所が3つあります。
多目的トイレは、いろんな人が使う場所。きっと用途があるんだろうなと思いながらもよくわかっていませんでした。
2. 子どもに質問されたとき、あなたはどうしますか? そんなエピソードを描いたマンガが話題です。
作者はマンガ家の加藤マユミ(@katomayumi )さん。7歳と4歳の子どもを育てるお母さんです。
3. オストメイトって? あの芸能人もそうだった
オストメイトとは、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を持つ人です。病気などが原因で、肛門や尿道が使えなくなった際、腹部に人工的なストーマをつけて排便します。
元アナウンサーの中井美穂さんも、かつてストーマを使っていたと、徹子の部屋に出演した際に告白しています。腹部から排便をするものの、便意がないためにとても苦労したとスポニチが報じています。
便意が分からず排便がコントロールできないため、収録中も「“あっ”って思うことはありました。においのことなどもありますし…」。前回同番組に出演した際も人工肛門を装着していたことを明かし、徹子を驚かせた。
5. 大人でも知らない。そして、誰でもオストメイトになる可能性はある。
【アンケート】オストメイト対応トイレって知ってる? #投票 #投票したらRT #投票したらRTお願いします #投票お願いします @katomayumi
— 捨て駒の端くれ™🎏 (@macfreesoftjp)
加藤さんのマンガをきっかけにTwitterでアンケートもなされています。17時現在、最も多い解答が「知らない」。その割合は、49%にのぼります。
6. 7歳と4歳の子どもたちに、茶化さないで伝えるということ
加藤さんはBuzzFeedの取材に対して、このように語ります。
「7歳はもうなんでも理解できます。4歳も、言葉で説明すればそれなりに理解できるようになってくる年齢です」
「このような問題は、茶化したりせず、こちらも真剣な態度で、なるべく子供にもわかりやすい言葉で伝えることが大切だと思います。あとは、説明だけでなくそのような人を差別してはいけないと伝える事はとても大切だと思います」
このやり取り以降、子どもたちはオストメイト対応のトイレを見るたびに「ここを使ってトイレする人がいるんだね。石鹸もついてるね」と気にかけるようになったといいます。