「20代女性は45万円」脱北女性の人身売買、背景に中国の政策

米国の人権団体・北朝鮮人権委員会(HRNK)のグレッグ・スカラチュー事務総長は、北朝鮮女性は国内でも国外でも人権侵害の対象になっているが、国際社会の関心と保護を受けられていないと訴えた。

北朝鮮の女性たちは、どのようにして人身売買の被害に遭うのだろうか。

元脱北ブローカーで、自身も脱北し現在は韓国で暮らすイ・ヒョヌ氏は、2004年から2006年まで人身売買に加担していた過去を振り返り、今年1月デイリーNKの取材に次のように語っている。