高橋諒子
2017年3月22日19時41分
働き方を見直す動きが、東海地方の企業でも高まってきた。残業時間を減らしたり、仕事内容を改善したり。より生産性の高い仕事につなげる取り組みだ。
ガス器具メーカーのパロマ(名古屋市)は、就業時間を過ぎると、居残っている工場や管理部門の社員が腕章を着ける。白は1時間、黄は2時間、赤は3時間。前もって申請した残業時間を腕章の色で示す。残業している社員が一目で分かるように、2013年夏に始めた。14年の総残業時間は前年の4割減だった。
のどあめで知られる春日井製菓(名古屋市)は、仕事の改善例を発表する大会を年1回開く。仕事の見直しで、コストがどの程度浮くのかを計算。優勝すれば、削減費用の一部が還元される。懇親会や備品購入に使える「ご褒美」だ。
セラミックス大手の日本ガイシ…
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