米人気子ども番組「セサミストリート」に自閉症の新キャラクター
自閉症への理解を深めてもらおうと、アメリカの人気子ども番組「セサミストリート」に、来月から自閉症の女の子のキャラクターが新たに登場することになりました。
アメリカの人気子ども番組「セサミストリート」は、1969年の放送開始以来、150を超える国や地域で放送されていて、読み書きだけでなく、人種や障害など幅広いテーマを番組で取り上げてきました。
番組を制作するNPOは、自閉症の子どもを育てる家族から要望が寄せられたことをきっかけに、5年前から専門家の助言も受けて準備し、来月から自閉症の女の子のキャラクターが新たに番組に登場すると発表しました。
NPOによりますと、「ジュリア」という名前の4歳のキャラクターは、ぬいぐるみや歌が大好きで、たくさんの歌詞を克明に記憶しているなど、自閉症の特徴も表現しているということです。
保健当局によりますと、臨機応変なコミュニケーションや対人関係を築くのが苦手な自閉症などと診断された子どもはアメリカでは去年、68人に1人と、2000年の倍近くに増えたということです。
アメリカ最大の自閉症支援団体の女性は、「新しいキャラクターの登場で、子どもたちが自閉症をこれまでとは違う視点で見てくれるようになると思う」と話しています。
番組を制作するNPOは、自閉症の子どもを育てる家族から要望が寄せられたことをきっかけに、5年前から専門家の助言も受けて準備し、来月から自閉症の女の子のキャラクターが新たに番組に登場すると発表しました。
NPOによりますと、「ジュリア」という名前の4歳のキャラクターは、ぬいぐるみや歌が大好きで、たくさんの歌詞を克明に記憶しているなど、自閉症の特徴も表現しているということです。
保健当局によりますと、臨機応変なコミュニケーションや対人関係を築くのが苦手な自閉症などと診断された子どもはアメリカでは去年、68人に1人と、2000年の倍近くに増えたということです。
アメリカ最大の自閉症支援団体の女性は、「新しいキャラクターの登場で、子どもたちが自閉症をこれまでとは違う視点で見てくれるようになると思う」と話しています。