■1981年・決勝
本名で甲子園に出たことへの反響から、韓国人であることを再認識した京都商のレフト韓は、法大で野球を続けた。
20歳の時だ。父から日本国籍取得を勧められた。韓は当惑した。在日韓国人には韓国人としての誇りがある。
それが甲子園で得た価値観だった。しかも、父は自分に本名を使わせたではないか……。
「いや、違う。国籍と自分のルーツは別問題だ」と父は続けた。
「日本国籍をとると、『韓国を捨てた』という意識を持たれがちだが、国際的にはおかしい。米国にいる人たちは韓国系米国人となって、選挙権を持ち、韓国系ということを主張して生きている」
共感した韓は法務局に出向いた。だが、「韓裕(かんゆう)」の名で帰化を申請すると、通名以外は認めないとの対応だった。韓は言った。
「私はルーツを隠すために帰化するのではない。日本で生きる一国民としての権利を得るために帰化するのだ」。後に父も掛け合い、「前例がない」と法務局で言われた本名での国籍取得を果たした。
パチンコ店経営の最大手マルハン社長。さらに戸籍の読みをルーツの「はんゆう」に変えている。
本名で甲子園に出たことへの反響から、韓国人であることを再認識した京都商のレフト韓は、法大で野球を続けた。
20歳の時だ。父から日本国籍取得を勧められた。韓は当惑した。在日韓国人には韓国人としての誇りがある。
それが甲子園で得た価値観だった。しかも、父は自分に本名を使わせたではないか……。
「いや、違う。国籍と自分のルーツは別問題だ」と父は続けた。
「日本国籍をとると、『韓国を捨てた』という意識を持たれがちだが、国際的にはおかしい。米国にいる人たちは韓国系米国人となって、選挙権を持ち、韓国系ということを主張して生きている」
共感した韓は法務局に出向いた。だが、「韓裕(かんゆう)」の名で帰化を申請すると、通名以外は認めないとの対応だった。韓は言った。
「私はルーツを隠すために帰化するのではない。日本で生きる一国民としての権利を得るために帰化するのだ」。後に父も掛け合い、「前例がない」と法務局で言われた本名での国籍取得を果たした。
パチンコ店経営の最大手マルハン社長。さらに戸籍の読みをルーツの「はんゆう」に変えている。
出身国がどんな国でも、帰化したら帰化先の国の国民として扱うべき。 差別は許さない。
また帰化しても出身民族が変わるわけではないので、民族としての誇りを持ち続けるのは構わない。
これが世界標準です。
そしてワタシもそれが正しいと思います。
しかしそれは帰化を望む人達は、帰化先の国に出身国以上の愛情を持ち、帰化先に忠誠心を持つと考えられるからです。
ではこの韓裕氏のように、最初から日本に忠誠心などなく「日本で生きる一国民としての権利を得るために帰化するのだ」と公言するような人についてはどう考えたらよいのでしょうか?
しかも韓祐氏の心の祖国韓国は、日本に対して極めて敵対的な国です。
そして韓祐氏自身が日本に対して明確な悪意を持っています。
実際この韓祐氏は日本への悪意と韓国への忠誠の証拠に、自分の名前の戸籍の読みまで、日本での正規の漢字の読み方を無視し「はんゆう」に変えているとうそぶくのです。
そういう国への忠誠を守り続ける人間の帰化を許可し、そして日本人としての権利を与えるのは国家として非常に危険ではありませんか?
だって現在の法律では帰化すれば、自衛隊に入隊する事も、それどころか首相になる事だってできてしまうのですから。
更に呆れた事に帰化さへしないで、二重国籍のまま大臣になった外国人もいました。 彼女が今も二重国籍のままなのか、それとも二重国籍だけは解消したのか、それはわかりません。
しかし明らかなのは彼女もまた日本への悪意と、元の国籍国への忠誠を明言していた事です。
彼女、蓮舫は過去に何度も「自分は華人である」「日本のパスポートは嫌だった」と公言し、それがマスコミでもてはやされていました。
その後彼女は国会議員になり、大臣にまでなったのですが、しかし彼女は今に至るまでこうした過去の発言を撤回も謝罪もしていません。
だったら彼女の現在の国籍がどうであれ、彼女は今も心情的には完全に華人であり、日本への悪意を持ち続けていると考えるしかありません。
そして蓮舫や韓祐氏ののような人々を外国人と考える事は差別なのでしょうか?
勿論帰化人が全て蓮舫や韓祐氏のような人間ばかりではありません。 石平太郎氏のように、一般の日本人以上に日本への強い愛国心と忠誠心を持ち、それ故帰化を選んだ人達もいます。
しかしこうして「帰化はしても自分は日本人ではない。 帰化は日本での権利を得るための方便」と公言する帰化人がボコボコいるのでは、帰化人全体を考える場合に「安易に信用してはイケナイ」と言うのは当然ではありませんか?
しかもそれを差別とは言えないでしょう。
正規の帰化手続きを取って日本人になった人に対して他人が勝手に「オマエは中国人」と言うのは、普通は差別です。
でも当人が「自分は華人」と言っているのなら、「オマエは中国人」と言うのは本人の意思を尊重した認識を示しただけです。
それどころか「韓国人であることが誇り。」と言う人に対して、「オマエは帰化をしたいるから日本人だ。」と言ったら、本人の気持ちを大変傷つける事になります。
本人の意思を尊重したのに「差別」とされても困るのです。
つまり蓮舫や韓祐氏のように日本に帰化をしながら、「自分は日本人ではない。」「日本に帰化したのは権利を得る為だけ。」と公言する事は、日本人は帰化人を日本人として扱う義務はないし、帰化人は日本人として権利を放棄しても構わないと言う事を公言する事になるのです。
ところが蓮舫や韓祐氏のように「自分は日本人ではない。」「日本は嫌い。」と言う帰化人は結構いるのです。
そしてそういう連中に限ってシツコク、「権利」を喚くのです。
結局彼等は帰化する事の意味を理解していないし、またその前に国籍の意味も理解していないのでしょう。
つまり韓国国籍を保持すると言う事は、韓国に愛国心と忠誠心を持つ事です。 そしてその国籍を日本に変える、つまり帰化すると言う事は、その忠誠と愛国心の先を日本に変更する事を意味するのです。
それなのに帰化してから「自分は韓国人」などと公言するのは、「自分は嘘吐きである。」「日本への善意はない。 日本を利用したいだけ。」と公言した事になります。
本来ならこれは大変恥ずかしい事で、とても人前ではいない話しです。
しかしそれをワザワザ新聞やテレビで公言してしまうと言うのは、彼等は嘘を恥じる意思もないと言う事です。
でもこれが中国人や韓国人の国民性だから仕方ありません。
さらに言えばそれを朝日新聞のような公称800万部の新聞で公表すると言う事は、帰化人全般が韓祐氏同様に、帰化人には日本への忠誠心は持たない、忠誠心は出身国に残したままである事を日本人に理解して欲しいと言う事でしょう。
こうなると帰化人全てを疑わざるを得なくなります。
そしてこれはホントに日本を愛して帰化された人達にとって大変な迷惑です。
しかし現実に、このように日本への悪意を公言してはばからない帰化人がいるのです。
だから日本としては今後こうした人間の帰化を防げるように、帰化制度その物の改正を考えるしかありません。