高機能なライティングソフト!「ImgBurn」。
日本語化パッチ 制作者 katgum
対応 98/2000/XP/Vista/7/8
Download (公式 : Mirror 7 )
Download (ミラー)
● ImgBurn
多機能かつ使いやすいライティングソフト。
データディスク / DVD・Blu-ray ビデオ / オーディオCD / ブータブルディスク の作成に対応しています。
ISO / BIN / IMG / NRG / CDI などの
イメージファイル
焼き、イメージファイル作成、書き込み内容のベリファイ、ディスクコピー、RW ディスクの内容消去、ディスクROM 化、オーバーバーン、音楽CD 用のCUE シート作成... 等々の機能を備えています。
「ImgBurn」は、高機能なライティングソフトです。
“ 豊富に取り揃えたライティング機能 ” と “ 洗練された使いやすいインターフェース ” が特徴的なソフトで、有料のソフトにも負けないくらい完成度が高く、そしてなによりも実用性が高いところが最大のポイント。
対応している機能には次のようなものがあり、ライティングに関する機能はほぼ全て備えていると言えます。
- データディスク作成
- DVD / Blu-ray ビデオ作成※1
- 音楽CD 作成※2
- イメージファイル作成
- ブータブルディスク作成
- イメージファイル焼き※3
- 作成するディスク / イメージ のファイルシステム設定※4
動画をDVD データに変換
動画をBlu-ray(ブルーレイ)に変換
※2 素材にできるファイルは、システムにインストールされているコーデック / DirectShow Filter に依存。
「ffdshow」 と 「Monkey's Audio」 をインストールしておけば、大抵のものは焼けるようになるはず...
※3 BIN / CCD / CDI / CDR / CUE / DI / DVD / GCM / GI / IBQ / IMG / ISO / LST / MDS / NRG / PDI / UDI 形式のイメージファイルに対応。
※4 ISO9660 / ISO9660 + Joliet / ISO9660 + Joliet + UDF / ISO9660 + UDF / UDF の中から選べる。
(UDF のリビジョンは、1.02 / 1.50 / 2.00 / 2.01 / 2.50 / 2.60 の中から選択することができる)
加えて、指定したディスクの内容を、イメージファイル※5 として丸ごとコピーすることもできたりします。
※5 ディスクは、ISO / IMG / BIN 形式のイメージファイルとしてコピーすることができる。
音楽CD は、WAVE + CUE としてコピーすることも可能。
WAVE + CUE のCUE シートは、「foobar2000」 「AIMP」 「XMPlay」 「The KMPlayer」 などで読み込むことができる。
できることは多く、またマニアックな設定も行えるようになっていますが、インターフェースがシンプルなので割りと簡単に行えると思います。
基本的な使い方は以下のとおり。
-
インストール時の注意
- インストール途中の「Choose Components」という画面で、インストールするコンポーネントを選択できるようになっています。
(バージョンによっては、同梱されていないことがあります)- Icons and Shortcuts
デスクトップやスタートメニュー内に、ショートカットを作成する - Install for All Users
全てのユーザーにインストールする
- Icons and Shortcuts
- 続いて、外部ソフトのインストールを促す画面が表示されます。
これらのソフトをインストールするメリットは特にないので、「カスタムインストール」などを選択し、全てのチェックを外しておいて下さい。
もしくは、「承諾しない」等、インストールしない方を選択しておきます。 - 最後に、
-
Would you like ImgBurn to periodically check if a newer version is available?
ImgBurn 起動時に、新しいバージョンがないか定期的にチェックしますか? - インストール完了画面では、「Run ImgBurn」のチェックを外しておきます。
(日本語化を行うため) - 日本語化工房-KUP さんのページから、日本語ランゲージファイルをダウンロードしてきます。
- 入手したZIP を 解凍 し、中に入っていた「Japanese.lng」を「ImgBurn」のインストールフォルダ内にある「Languages」フォルダ内にコピーします。
- 「ImgBurn.exe」を実行します。
- 通常、これで日本語化は完了していると思います。
もし、画面が英語のままである場合は、メニューバー上の「Tools」から「Settings」を選択します。 - 設定画面が表示されます。
そのまま、下の方にある「Language」欄で「System Default」を選択。 - 右下の「OK」ボタンをクリックし、設定画面を閉じます。
- すると、「ImgBurn」のインターフェースが日本語表示になります。
日本語化
-
効果音の設定
- デフォルトでは、ライティング終了時 / エラー発生時 に音が鳴るようになっています。
音を鳴らさないようにしたい場合は、メニューバー上の「ツール」から「設定」を開き、「サウンド」タブをクリック →- 作業成功時にサウンドファイルを再生する
- エラー時にサウンドファイルを再生する
-
イメージファイルの書き込み - 書き込みに関する基本操作も含む
- メニュバー上の「モード」をクリックし、「書き込み」を選択します。
- 「入力元」欄の右側にある
ボタンをクリックし、焼きたいイメージファイルを指定します。
- 画面下部の「出力先」欄で、空のディスクが入っているドライブを選択します。
- 必要であれば、「ベリファイ」にチェックを入れておきます※6。
※6 データが、エラーすることなく書き込まれているかをチェックする機能。
エラーチェックを行う分時間がかかるが、重要なディスクを作成する場合はチェック推奨。
ただし、ノートPC を使用している場合、ベリファイの際に “ トレイを手動で閉じる ” という操作が必要になることもあります。 - 画面左下にある大きなディスクアイコンをクリック。
- ライティングが開始されます。
書き込み先がRW ディスク、かつ、ディスクが空でない場合、- This disc needs to be erased before you can write to it.
Would you like to erase it now ?
- This disc needs to be erased before you can write to it.
- ベリファイを行うようにしていた場合、書き込み終了後にディスクが一旦取り出し&再挿入 され※7、それから検証処理が開始されます。
※7 ノートパソコン等、スリムタイプのドライブを使用している場合、ディスク取り出しの際に「All attempts to automatically close the drive tray have failed!」というダイアログが表示される。
尚、書き込み中に表示される画面の右上の欄で、- (ディスクの) 取り出し
- ベリファイ
- プログラム終了
- シャットダウン
- しばらく待ち、「Operation Successfully Completed!」というダイアログが表示されたら書き込み完了です。
-
データ焼き & イメージ構築
- メニュバー上の「モード」をクリックし、「構築」を選択します。
- 画面左上のリストに、焼きたいファイル / フォルダ、または、イメージ化したいファイルをドラッグ&ドロップします。 右下にある計算機ボタンをクリックすることで、追加したファイルの総容量、および、ディスクの空き容量に対するファイルの総容量 を確認できたりもします。
- ファイルをそのまま焼く場合は、メニューバー上の「出力」から「デバイス」を選択 → 画面左下にある「出力先」欄で、空のディスクが入っているドライブを指定します。
(必要に応じて、「ベリファイ」にもチェックを入れておく)
ファイルをイメージ化する場合は、メニューバー上の「出力」から「イメージファイル」を選択 → 左下の「出力先」欄で、イメージファイルの保存先フォルダ & ファイル名を指定します。
(ボタンをクリックし、イメージの出力先フォルダ&ファイル名 を指定する)
- 作成するディスク / イメージ のファイルシステムを設定したい場合、および、システムファイルや隠しファイル をライティングしたい場合は、右側のパネル内にある 「オプション」タブ
を開き、適宜設定を行っておきます※8。
※8 DVD ビデオを作成する場合、ファイルシステムは「ISO9660 + UDF」、UDF リビジョンは「1.02」を選択する。
Blu-ray ビデオを作成する場合、ファイルシステムは「UDF」、UDF リビジョンは「2.50」or「2.60」。
( BD-RE なら「UDF 2.50」、BD-R なら「UDF 2.60」) - 必要であれば、「ラベル」タブでディスク / イメージ のボリュームラベルを設定したりしておきます。
- ちなみに、「拡張」タブ内にある「ブータブルディスク」タブで、ブートイメージを指定することもできたりします。
- データディスクを作成する場合、通常自動でファイナライズ※9 が行われます。
※9 データを追記できないように、ディスクを閉じる処理のこと。
一応、メニューバー上の「ツール」→「設定」→ 「書き込み」タブ の「書き込みタイプ」欄で、データを追記可能な状態で焼く「Incremental」「TAO」にすることもできるようになっています。
(私の環境では、これらのモードでもなぜかファイナライズされました...)
しかし、「ImgBurn」は元々マルチセッションディスクの作成には向いていないので、追記可能なディスクを作成したい場合は、他のソフトを使うと良い思います。 - 準備が整ったら、画面左下にある大きなフォルダアイコンをクリック。
- ボリュームラベルを設定しておかなかった場合、
-
自動的にボリュームラベルを作成しました。
このボリュームラベルを使用しますか? - 少し待つと、焼き込むファイルに関する情報ダイアログが表示されます。
-
オーディオCD 作成
- まず最初に、音楽CD 用のCUE シート(トラックリスト)を作成します※10。
※10 「Exact Audio Copy(EAC)」 等で作成したCUE シートがあれば、この作業は不要。
いきなり「モード」→「書き込み」から、CUE シートを選択してライティングを行えばよい。
メニューバー上の「ツール」から「CD CUE ファイルの作成」を選択。 - 「CD CUE ファイルの作成」というウインドウが立ち上がります。 このウインドウ内に、音楽CD として焼きたいファイルをドラッグ&ドロップします。
- 必要に応じて、
- プリギャップ - 各トラックの前に挿入する無音時間
- CD - TEXT - オーディオのディスプレイなどに表示されるテキスト※11
※11 ファイルにタグが書き込んであれば、「タグ」にチェックを入れるだけでよい。
(タグの編集は 「Mp3tag」 がおすすめ)
画面右下の「デフォルトCD-TEXT (ディスク / トラック) 」を両方とも「タグ」にしておくと、次回から自動で「タグ」が選択された状態になる。
CD - TEXT を自分で書き込みたい場合は、「カスタム」を選択する。 - 下部の「OK」ボタンをクリックし、「CD CUE ファイルの作成」ウインドウを閉じます。
- 「名前を付けて保存」ダイアログが立ち上がるので、CUE シートの保存先フォルダ&ファイル名 を指定します※12。
※12 CUE シートを作成した後は、素材となるオーディオファイルを他のフォルダに移動したりリネームしたりしないようにする。 - あとの操作は、イメージ焼きの時と全く同じです。
「入力元」欄で作成したCUE シートを読み込み、普通にライティングを行うだけ。
-
ディスクコピー
- コピーしたいディスクを挿入します。
- 「ImgBurn」を起動し、メニューバー上の「モード」から「読み込み」を選択。
- 「入力元」欄で、コピーしたいディスクが入っているドライブを選択します。
- 下の「出力先」欄の右側にある
ボタンをクリックし、データの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
音楽CD を “ WAVE + CUE ” としてコピーする場合は、をクリックした後「ファイルの種類」を「WAV Files (*.wav)」にしておきます。
- 最後に、画面下部にあるディスクのアイコンをクリックすればOK。
そのほか、エラーすることなく焼けるかどうかをテストする「テストモード」や、DVD+R / DVD+RW / DVD+R DL の規格を、DVD-ROM の規格に書き換えてくれる「ROM 化※13 」、RW ディスクの内容を消去する機能※14、トレイロック... などの機能も付いています。
※13
DVD+R 等のディスクを、DVD-ROM にしか対応していないドライブでも再生できるようにする機能。
ただし、この機能は、Nu Tech、Plextor、RICOH、Samsung、BenQ、LG、LITE-ON、NEC 製のドライブでしか使うことができない。
※14
ディスク挿入後、メニューバーの「ツール」→「ドライブ」→「ディスクの消去」から「高速」か「完全」のどちらかを選択する。
(その後確認ダイアログが表示されるので、「はい」をクリック)
■ BackupStreet - DVDコピー総合情報サイト
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ROM化とは?
DVDメディアのブックタイプ(規格)を「DVD-ROM」に変更する処理のこと。
プレイヤーよっては、「DVD-ROM」しか読み取れないものがある。
参考
あいむの珍妄想ページ
DVD に書き込めるドライブかどうか調べる
「Tools」→「Drive」→「Capabilities」から、利用中のドライブが対応しているメディアを確認することができます
(未対応のメディアにはチェックが入っていません)