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【グラニュース】

内田、宣言 沈黙弾再現する

2017年3月22日 紙面から

雨のなか笑顔でボールを追うDF内田=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(青山直樹撮影)

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 J2名古屋グランパスのDF内田健太(27)が21日、難敵・松本のサポーターをゴールで黙らせると宣言した。内田は前所属の愛媛時代に、松本とのアウェー戦でスーパーゴールを決めた経験を持つ。「めちゃ気持ち良かった。ゴールで黙らせたい」と豪快な一撃の再現を狙う。チームは同日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。

 風間監督の信頼をがっちりつかむレフティーが、意気揚々と敵地に乗り込む。次節で戦うのは、昇格を争うライバルの松本。熱狂的で知られるサポーターと独特なスタジアムの雰囲気は厄介だが、この男は歓迎した。

 「あのスタジアムでゴールを決めたことがありますけど、めちゃ気持ち良かった。決めた後はサポーターが一気に黙った。またゴールを決めて黙らせたいですね」。攻撃力が持ち味の左サイドバックは、不敵に笑った。

 今でも覚えている一発は、2012年8月に松本の本拠地の通称・アルウィンで決めた。30メートルを超す距離から左足を振り抜き、強烈にネットを揺らしたスーパーゴール。それまで大声援を送っていた松本サポーターが一瞬で静まり返った。

 「こちらがピンチでもないのに、ピンチのような雰囲気をつくってくる」。松本はゴール裏だけではなく、スタジアム全体が声を出してチームを鼓舞するのが特徴的。乗り込む側にとっては大きな重圧だが、だからこそ松本で見舞う一撃にはこれ以上ない快感がある。

 松本戦でも5試合連続の先発が確実。自らの得点と同時に、まだ無得点の佐藤へのアシストも熱望する。広島ユースからトップ昇格した内田にとって、佐藤は偉大な先輩。前節の水戸戦で先制点となったオウンゴールを誘発した内田のクロスは、DFが触らなければゴール前の佐藤にとっては決定機だった。

 

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