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【プロ野球】

<WBC>小久保監督「先行逃げ切り」 やるかやられるか一発勝負

2017年3月22日 紙面から

原辰徳さん(右)と話す小久保監督(黒田淳一撮影)

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 日本と米国。野球とベースボール。両国の威信を懸けた大一番が、いよいよプレーボールを迎える。WBCにおける両国の対戦成績は、1勝1敗の五分。2大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンにとって、相手に不足はない。練習前に行われた公式会見。28人の侍を率いる小久保監督は、覚悟を決めた表情で勝敗のポイントを指摘した。

 「相手の先発からある程度点を取って、リードした展開で後半に持ち込みたい。先行していきたい。そうしないと、厳しい戦いになる」。内容は至ってシンプルなもの。一発勝負の国際大会では常に求められる「先行逃げ切り」で準決勝突破を目指す。

 振り返れば、1、2次リーグの戦いがそうだった。全6試合中、先制点を挙げての勝利が5試合。常に試合の主導権を握り続け、WBCの日本代表としては4大会目で初めて6連勝フィニッシュで、米国行きのチケットを勝ち取った。

 「明日はもう、やるかやられるかの一発勝負。勝機のあるなしに関係なく、勝つためにやるのが戦。そのつもりで戦う」。小久保監督は腹をくくり、一世一代のタクトを振る。 (石田泰隆)

 

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