関根、長距離合宿で刺激「危機感を覚えた」

2017年3月22日6時0分  スポーツ報知
  • 陸上の女子長距離のトップ選手を集めた合宿で、笑顔を見せる鈴木亜由子(左)と関根花観

 陸上の女子長距離合宿が21日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで公開された。東京五輪で入賞者を出すことを目指し、日本選手権などの成績上位者から実業団14人、学生5人が集合。最終日のこの日は1万メートル前後の距離走をこなした。リオ五輪代表の関根花観(21)=日本郵政=は「自分がどの位置にいるか分かるし『もっと練習しないと』という危機感を覚えた」と刺激を受けた。

 今まで海外で長期の合同合宿を行うことはあったが、国内では初めて。2泊3日でチーム力を高める研修を受け、2000メートル走では設定通りに走りきれた選手がいないほど速いタイムで追い込んだ。野口英盛五輪強化コーチは「東京五輪までに、この中(メンバー)で日本記録を作ろう」と呼びかけた。リオで5000メートル15位の上原美幸(21)=第一生命=は「今年は1万メートルの日本記録を狙って、世界陸上入賞を目指したい」と意欲的。合宿は20年まで年3~4回行う予定だ。

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