2017.3.6
今月の主筆
2017.2.27
他人のお金で勝負できる。サラリーマンは社長が一番面白い
2017.2.20
カルビーの「人件費」とは結果を生むための「投資」である
2017.2.13
カルビーを「数学」から「算数」の会社にしたら増収増益になった
2017.2.6
カルビーは「良い会社だが儲け方が下手」、だからCEOを引き受けた
2017.1.30
マツダが欧州プレミアムブランドと勝負するために必要なこと
2017.1.23
マツダはなぜ「地域に根ざしたものづくり」にこだわるのか
マツダは広島の会社であり、日本で生まれた日本の会社だ。日本人でないと発想ができない、日本でないと開発ができない商品ということにこだわりを持っていたい。日本的な良さというのは「もてなす」と「和」の世界ではないだろうか。和の精神でお客…
2017.1.16
マツダはフォード傘下で何を学び、なぜ復活できたのか
マツダという会社の来し方を振り返るにあたって、米フォード・モーターとの関わりは欠かせないテーマだ。マツダとフォードとの関係は古い。フォードが株式の24.5%を取得して資本提携したのは1979年11月のことだった。今回はフォード傘下でマツダが…
2017.1.10
マツダが「他社と違うことをやる」のは、むしろ技術開発に愚直だから
広島で生まれ今も広島に本社を構えるマツダ。1990年代に経営危機に陥り、米フォード・モーターの傘下で大リストラを経験し、リーマンショックで再び業績は悪化するなど紆余曲折を経ながらも「マツダ車でなければダメなんだ」という熱烈なファンを持…
2016.12.26
ゆでガエルの意識を変えるのは簡単だ。ヘビを放り込めばいい
臆せず語られる明確な時代認識と理念。その上で示される経営理論や会社の未来図に説得力があるのが三菱ケミカルHDの小林喜光会長だ。その問題意識や背景を聞いた。
2016.12.19
過去より未来から学ぶイスラエル。“ぬるま湯”日本よ、切迫感を持て
私がイスラエル留学中に人生の転機とも言える経験をしたのは連載の1回目で紹介した。意外に知られていないがイスラエルは、“中東のシリコンバレー”と言われるほどのイノベーション大国として世界的に注目されているのだ。その理由を探ることは、…
2016.12.12
6000億円の撤退、1.4兆円の拡大。総合化学会社の改革を支えた軸
私は2005年に常務執行役員となり、2006年暮れに三菱ケミカルホールディングスと三菱化学の社長就任の内示をもらった。それから2007年4月の社長就任まで、気になって仕方がなかったことがある。「三菱ケミカルホールディングスグループとはなんの会…
2016.12.5
勤め人を嫌い、人生の意味を探していた哲学者が経営者になるまで
科学者としての一本気と、世界の未来を見据えた経営で「哲人経営者」と呼ばれる小林喜光氏。経済同友会会長も兼務するが、その常識や慣習にとらわれない深い洞察には、傾聴すべきものが多い。イスラエルでの留学経験が今の自分に大きな影響を与えた…
2016.11.28
銀行時代の修羅場、その経験がヤマトの経営に生きている
今月は、ヤマトホールディングスの木川眞会長が、同社の「イノベーションを生む体質」をテーマに執筆。みずほコーポレート銀行出身の木川会長が、小倉昌男以来のヤマトグループの革新をどのように受け継ごうとしてきたのか。銀行時代の経験も踏まえ…
2016.11.21
ヤマトの「家の扉」までの配送網はオープン化で社会インフラになる
ヤマトグループのイノベーションの基本的な考え方は、「問題を解決するための手段が、自分勝手でコスト増につながってはならない」というものだ。羽田クロノゲートに象徴されるゲートウェイ構想も、本質的にはコスト構造改革だ。その上で、当日配達…
2016.11.14
ヤマトグループが抱き続けた「5年後への危機感」
ヤマトグループは第1のイノベーションである路線事業、第2のイノベーションである宅急便を経て、今、第3のイノベーションと位置付ける「バリュー・ネットワーキング」構想を推進している。ここでは、物流が単なる輸送手段という枠を超えて、価値を…
2016.11.7
ヤマトグループが絶え間なく新サービスを投入できる理由
ヤマトホールディングスは、3年後の2019年に創業100周年を迎える。これを人に話すと「そんなになるんですか」と驚かれる。イノベーティブな企業イメージの背景には、宅急便を始めてからのさまざまな商品とサービスの革新性があるようだ。ヤマトグル…
2016.10.24
伊藤忠社長が語る「がむしゃらに働き、悩み抜く力が一流の条件」
商社業界に新風を吹き込むような革命を次々と手がけた岡藤正広・伊藤忠商事社長。繊維部隊の社員だった時代から一環して泥臭く悩み抜き、磨き上げた現場感覚を大切にする、「総合商社の革命児」に話を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド社論説委員 鎌…
2016.10.17
伊藤忠が不夜城から「朝型勤務」に変わった理由
純利益の大躍進や巨額投資だけでなく、いわゆる「働き方改革」でも、伊藤忠商事はたびたび注目されている。「岡藤改革」とも呼ばれるこれらの改革は、どのような考え方を基に生まれたのだろうか?
2016.10.11
伊藤忠史上最大額、中国コングロマリット投資の勝算は
資源ビジネスに沸く同業他社を尻目に、岡藤社長が就任以来進めてきたのは、非資源ビジネスの強化。中でもCITICへの6000億円の出資は業界内外を大きく驚かせた。岡藤社長は、巨額投資の勝算をどこに見たのか。そして、伊藤忠が重視する商社の「商売…