2017-03-21
■URLぞパーマなる*1
国文学研究資料館のデータベース(電子資料館 http://www.nijl.ac.jp/pages/database/ )は、とてもありがたく利用していたが、不満の最たるものが、「このデータ」と示せないことだった。
「この典籍」「この論文」などと示せないのがもどかしかったのである。
論文の場合だと、CiNiiに入ってなく、この国文研のデータのしか入ってない論文などを示したい時になどだ。
CiNiiで可能なように、「この論文」とURLで示したかったのだ*2。
CiNiiBooksで可能なように、「この本」と……
それが、ようやく実現したようだ。
先週、
日本古典籍総合目録データベース http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/
を使っていて、「著作URL」というのが示されているのに気づいたのだ。
http://dbrec.nijl.ac.jp/KTG_W_1785
などという具合にである。
何時の間にこういうのが出来たのだろう、と思い、説明などを見て回ったが、その件についての説明は見当たらなかった。
で、さらに
http://dbrec.nijl.ac.jp/KTG_B_2230888
http://dbrec.nijl.ac.jp/KTG_B_100072363
愛知教大本には、全冊画像が付いていて、分かりにくいが「全冊」のところをクリックすると見ることが出来る*3。
著者URLもある。
http://dbrec.nijl.ac.jp/KTG_A_76108
これは、まさにデータベース。データのベース、データの拠点といえる。
http://dbrec.nijl.ac.jp/RONBUN_01135486
ありがたい。大変ありがたい。
論文執筆者の個別URLはないが、これはCiNiiでも大変そうなところで有り、まあ、よい。
http://dbrec.nijl.ac.jp/BADB_OBAM-00117
http://base1.nijl.ac.jp/~collectors_seal/
こちらは、
と明記してあることが分かった。3月10日からであるらしい。
以前も、画像のURLは示されていたが、印文や印主の情報などと一緒に示すことが簡単に出来るようになった。
http://dbrec.nijl.ac.jp/CSDB_7253
などという具合に。
ありがたい。
(印主ごとのURLは、まだないのですかね)
ともあれ、いろんな情報が、「これ」と示せるようになったのがありがたく、ようやく「開かれたDB」になった、ということが感じられて嬉しい。
- 2016-06-21 id:kuzan:20090708:1247039455
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