地価公示 商業地の上昇率 大阪が上位5位占める

地価公示 商業地の上昇率 大阪が上位5位占める
ことしの地価公示が発表され、外国人旅行者の増加を背景に、大阪・ミナミの道頓堀が全国でトップの41%余りの値上がりとなるなど、商業地は、全国の上昇率の上位5位までを大阪市内の地点が占めました。
地価公示は、国土交通省が毎年1月1日時点の土地の価格を調べて公表するもので、大阪府内では1715地点が調査対象になっています。

それによりますと、大阪府内の商業地の平均の地価は4年連続で値上がりし、上昇率は5%と、去年に続いて、全国の都道府県で最も高くなりました。中でも、大阪・ミナミの中央区道頓堀1丁目の「づぼらや」は41.3%の値上がりで、全国1位の上昇率でした。同じくミナミの中央区宗右衛門町の「CROESUS心斎橋」が全国2位の35.1%の上昇率となるなど、商業地は全国の上昇率の上位5位までを大阪市内の地点が占めました。

これは、大阪を訪れる外国人旅行者の増加が続いていることで、買い物先のドラッグストアなどの店舗の売り上げが好調なことや、ホテルの建設が引き続き盛んなことなどが主な要因です。