昨年7月発売の雑誌「別冊正論27号」では小学校の「開校準備室長」という肩書でインタビューを受け、開校への熱意を語ったほか、小学校の説明動画では司会役として登場していた。
インタビューでは籠池氏を学園の「総裁」と呼び、教育方針の特色を「礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる教育」と強調。籠池氏の小学校開校に懸ける思いを「天から課せられたミッション」などと代弁していた。
情報発信にも熱心で、保守的な市民活動などに関する各地のシンポジウムに、塚本幼稚園教頭の肩書でパネリストとして参加。昨年11月には大阪府が学園の推薦を受け、私立校の教育で成果をあげた若手・中堅の教職員をたたえる「教育文化週間大阪府私学教育功労者」として町浪氏を表彰した。
一方、幼稚園では園児や保護者への無情な一面も見せている。元園児の保護者が同園から卒業アルバムの購入をめぐり退園させられたとして、園側に対し、大阪地裁に提訴した損害賠償請求訴訟では、副園長で母の諄子氏とともに被告として争っている。
訴状によると、諄子氏と町浪氏は年少と年中の兄弟が通っていた保護者に対し、卒業年次でもないのに1冊約1万円の卒業アルバム代を2人分支払うよう要求。保護者に断られると、兄弟を退園させたという。
元園児の保護者は「町浪氏は副園長の諄子氏の言いなりで、息子たちが退園させられたときも町浪氏から面と向かって『預かれない』と告げられた。たとえ籠池理事長が退任したとしても学園の体質は何も変わらない」と話している。