私達が一生のうちで与えられてる酵素量は決まっています。
20代では最も体内の酵素量は多く、活発にピークを迎え、その後は徐々に減っていき、40代では半分になります。酵素は身体の免疫力の源だから、酵素が多ければ多いほど、内臓の働きも良く、血流も良く、腸内環境も良く、脳の働きもいいので、癌細胞などが大きくなる前に、その強力な免疫力で即座に退治できるというもの。
●参考記事:乳癌治療には必須。知らなきゃいけない酵素の重要性
●参考記事:癌体質と癌細胞は違います 乳がん治療
んで?だったら、若い人が乳癌になるって矛盾してる気がします。
若くて酵素に満ちている身体だったら、この理論から言うと乳癌は発症しないはず。
当然、酵素タップリの元気な免疫細胞が、癌細胞を退治してくれてるはず。
なのに最近では30代前半の方の乳癌発症率が上がってるのは、なぜ?
しかも、若い人ほど乳癌の進行が早いという。
ん?なんで?
若い人ほど、酵素の力で免疫力をフル稼働させれば、乳癌の進行は遅らせられるはず。
どういう事だろう?
「若い人の乳癌の進行は早い」って考えを、普通に一般論、常識として「そういうものなんだ」って疑問も持たずに納得しがちですが、立ち止まって良く考えると、かなり矛盾してると思います。
特に20代~30代前半の方は、酵素も十分満ち足りてるはずです。
元気も、エネルギーも、細胞分裂も活発で、食欲もあり、免疫機能もホルモン分泌も、全ての機能が活発に働いているはずです。そんな若くてピチピチしてる細胞に、癌細胞が勝つのは不自然だし、理論上、限りなくあり得ない気がします。
なので、若年層の乳癌について、きちんと考える事が必要だと思うのです。
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という事で。
免疫力が十分に満ちている20代~30代前半のカラダ。
新たな癌細胞が生まれても、36兆個という免疫細胞がフル回転して、癌細胞が大きく成長する前に抹消してくれています。
絶えず細胞は活発に動き回り、内臓が活発に脈打つ事で、血は流れ、癌細胞の探知機であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は身体の隅々にまで行き渡り、ごく小さい癌の細胞を見つけると同時に即退治です。それを休む事無く日々繰り返してるので、多少の不摂生をしても、身体はすぐに元通り。また元気に立ち直らせてくれるのです。
そんなエネルギー溢れる体内から、癌細胞が成長して、「乳癌告知」を受けるくらいまでに大きくなるって、どういう事でしょうか?
これは、活発であるはずの免疫力が、追い付かないくらいのレベルの
過労
過食
精神的苦痛
極度のストレス
重すぎる責任
偏った食事(肉・脂身・糖分過剰摂取)
タバコ
日常的な多量飲酒
などが、極端にひどかったとしか言いようがないと思います。
これらは、たまに・・というレベルではなく、日常的にこの生活環境の中に埋もれていない限り、癌は発生しないのではないかと思うのです。(完全に個人的見解ですが)
強力な免疫力がある状態なのに
「癌細胞が成長する」
その生活環境・原点をまず見る必要があるのです。
そしてもう一つ。
では、何らかの原因で癌腫瘍ができたと想定します。
大部分の人はどう考えるでしょうか?
「若い人の乳癌の進行は早いから、すぐに手術しなきゃ!」
と考えます。そして3大療法(手術・抗癌剤・放射線)を実行します。
「若い人の乳癌の進行は早い」って、どんな理論で言ってますか?
なんで若い人の乳癌の進行は早いのですか?
「血流がいいから、癌細胞も早く回る」でしょうか?
もしそんなに血行がよかったら、そもそも癌になる前にNK細胞によって、小さな癌細胞なんてクリーンアップされてるはず。
「若い人ほど乳癌の進行が早い」
というのは、その根拠のない言葉を信じて疑わず、直ぐに3大療法をして、ただでさえ少ない免疫力の状態から、さらに免疫力を奪った結果だとしか思えません。
そもそも「癌ができた」という事実が、「体内の状態が悪い(免疫力が著しく弱い)」と明らかに告げているのに、その悪い状態の体内の改善無しに、上塗りで更に手術、抗癌剤、放射線という大ダメージを与えるという事が、「癌の進行を早める」理由の一つでもあるのです。
そして、3大療法をした場合、一時的に抗癌剤は効き、癌細胞は縮小するでしょう。でも、もともと免疫力のない身体に、更に薬を投与してるので、体力は衰え、免疫力は低下し、悪疫質の身体は更に癌体質へ。弱い細胞は更に破壊へ。となり、副作用に悩ませられます。
若く元気な免疫パワーが奪われた上に、自分の身体が極小の癌細胞すら退治できない程、過酷な状態にあった。という事実をきちんと受け止めて(それを責めるんじゃなく、そこまで頑張った自分を褒めるという意味)、そして生活自体や人間関係を根本から変えていく事が、乳癌を防ぐ道だと思うのです。(既に3大療法等をしている方も、今からできる事は沢山あります。食事をはじめ、自分の人生に向き合う、という精神性を養う日々の行動です。それにより、薬の効果を最大限に引き出します。)
何事も、はっきりとした理由もわからずに、「よく聞くから」だけで、納得しないで、ちゃんと身体を診る事って大事だと思う。特に乳癌など、命に関わる事に関しては。
●参考記事:抗がん剤する?しない?迷う自分をどうにかしたい
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若いうちは、かなり無理できます。食生活や夜遊びは、いくら無謀でも「楽しい」カテゴリーに入っている分にはオッケーだと個人的には思います。友達同士で笑ったり泣いたりしながら、朝まで飲み続けるのも、全然オッケー。
でも、問題は「ストレス」です。やりたくないこと、心が圧縮される程イヤな上司とか、心がどんよりする程退屈な仕事だとか、世間体や立場で相手の顔色を窺う日々とか、自分を飾って、押し殺して、我慢させて過ごす時間とか。
その極度なストレスや、重度な精神的苦痛などが、ピチピチの免疫力からパワーを奪うものだと思うのです。
なのに、乳癌の治療後もまたその場所に戻ったりする。
これって本当に治療なのでしょうか。
これって再発しない方法なのでしょうか。
乳癌は「人生を変える時」っていう警告です。
(乳癌に限らず全ての病に当てはまると思いますが)
自分が乳癌が出来るほどの過酷な日々を送っていた、と言う認識をする事が第一歩。そこから変えていくしかありません。例えそう自覚してなくても、病になった原因は、必ず自分の生活の中にあります。
若者の未来は、私達先輩が助言出来る事は多くある。
病に関しても、早期発見だとか、検査だとかを急かせるだけではなく、
・きちんと地に足を付けた生活をしているのか
・若くて柔軟な思想を、思いっきり表現できてるか
・若さの特権「時間を自分だけの為に使える」を満喫しているのか
・好きな事をしているか。または探し求めているのか
・自分の可能性を閉ざしてはいないか
・親に言われた通りの人生を歩んでいないか
それをさせてあげる環境を作る事が、大人が出来る事。
自分たち大人が思い込んでる「一般論」は事実と違う場合が多い。早期発見の為の診断も大事かもしれないけど、その前に「今の自分」をきちんと見る事を教えてあげるのが、大人の役目だと思う。でもそれは、大人である私達自身が、そういう精神をもって生きていないと、教える事すらできない。だから、幾つになっても、自分が自分らしく、地に足つけて生きる事って大事なんです。
そもそも「きちんとした若者」って礼儀正くエリートに育つって事じゃなくて、「免疫力を発揮してる若者=パワーに溢れている」事だと思う。
若年層の乳癌発症の予防は、乳癌の経験者や、それを考える大人たちが「自分の人生を全うする生き方」をすることで、何かがいい方向に伝わると思う。
●参考記事:乳癌早期の場合
また、このブログでは特に「乳癌の治療法」について焦点を当てて書いていますが、実は療法以外の心の事、気持ちの持ち方、思考の変え方などが、その療法を選ぶにあたって大事なのです。直接の治療法だけではなく、それに達するまでの考え方などをメルマガにて配信しています。興味のある方、更にガンについて詳しく知りたい方はご登録ください。
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