-
連帯の夕べ:
記念講演、文化発表などを通じ、韓日民衆連帯の絆を深める【2017/02/19】
昨年から継続される朴槿恵大統領の弾劾をめぐる動きなど、朝鮮半島情勢が激動している中、韓統連大阪本部主催で「連帯の夕べ」が2月19日(日)、KCC会館(大阪市生野区)で開催され、会員及び地域同胞、日本の労働組合・市民団体代表など多数が参加した。
連帯の夕べでは、金隆司大阪本部代表委員の主催者挨拶の後、孫亨根中央本部議長が「激動する朝鮮半島の現状と展望」をテーマに記念講演を行った。
孫議長は講演を通じ「昨年から継続される朴槿恵弾劾・退陣を求めるキャンドル集会は、現在も続いており、審議している憲法裁判所も民衆の要求を無視できない状況にある」と述べ、「韓日民衆が朴槿恵退陣を訴えることは重要なことだ。共に闘っていこう」と訴えた。
記念講演終了後は懇親会へと移り、食事を交えながら歓談を行い、その後、映像資料の上映、韓国のキャンドル革命から生まれた歌、バンド演奏、ピアノ演奏といった文化発表が披露され、懇親会の雰囲気を盛り上げるとともに、各団体代表からスピーチが行われ、韓統連大阪本部と共に韓日連帯運動の強化・発展に向けて運動を進めていく決意などが語られた。最後に、金昌秀本部副代表委員が閉会辞を述べ、連帯の夕べは終了した。 -
韓統連大阪本部第15期定期総会:
在日同胞が最も居住する大阪の地から朴槿恵退陣を訴えよう!【2017/02/19】
「韓統連大阪本部第15期定期総会」が2月19日(日)、KCC会館(大阪市生野区)で開催され、会員及び会員団体代表らが参加した。
総会では、金隆司(キム・ユンサ)代表委員が挨拶を通じ「韓統連は去る2月5日に代議員大会を開き、6項目の運動方針を確認しました。今日の定期総会では、この運動方針を大阪の地で、どのように具体化して活動していくかを論議・確認する場です。活発な討論を通じ確認していきましょう」と語った。
続いて、李鐵(イ・チョル)常任顧問、孫亨根中央本部議長の挨拶が行われた後、議案審議に入り、2016年度事業総括案、決算報告、2017年度事業計画案及び予算案の提案が行われ、特に今年度の事業計画として▲早期の大統領選挙が展望されるため、4月に韓統連セミナーを開催、▲光州民衆抗争37周年関西集会、▲春と秋の大衆事業の開催などが提案され、質疑討論を経て満場一致で採択した。
次に執行部が総辞職した後、任員改選が行われ、金隆司前代表委員が継続して代表委員に選出され、姜明寿(カン・ミョンス)、許景民(ホ・ギョンミン)、金昌秀(キム・チャンス)、金昌五(キム・チャンオ)前副代表委員が副代表委員に選出された。監査には夫義澤(プ・ウィテギ)前監査、丁恒臣(チョン・ハンシン)前監査が再任され、常任顧問には李鐵前常任顧問が継続して推戴された。
金隆司代表委員は就任挨拶を通じ「日本で最も在日同胞が居住する大阪で、自主・民主・統一運動を支持・支援してくれる人を増やし、運動を発展させていかなければならない。今年は特に朝鮮半島情勢は劇的な変化が期待できる。運動と組織の発展のために全力を尽くす」と決意を語った。
その後、学生協、韓青大阪本部、韓統連大阪本部代表から決意表明が行われ、第15期定期総会は終了した。 -
韓統連第16期代議員大会:
進歩的政権交代を実現し、祖国の平和・統一を実現しよう!【2017/02/05】
韓統連第16期代議員大会が2月5日(日)、中央大学駿河台記念館(東京都千代田区)で開催された。
代議員大会では、2016年度運動総括を承認した後、①保守体制を打破し、政権交代を実現しよう。②「祖国の平和と統一、南北関係発展のための全民族大会」を成功させよう。③米国は対北敵視政策をやめ、朝米対話を開始せよなど6項目からなる運動方針案と、情勢展望に対する活発な質疑・討論をまじえて、満場一致で採択した。また、代議員大会を3年に1度の開催とする規約改定案と予算案が承認された。
執行部総辞職後の任員改選では、新議長に孫亨根前議長が選出されるとともに、副議長には郭元基(カク・ウォンギ)、姜春根(カン・チュングン)、朴南仁(パク・ナミン)、宋世一(ソン・セイル)前副議長が再選された。最高顧問には郭東儀(カク・トンウィ)先生が、顧問には郭永文(カク・ヨンムン)、郭秀鎬(カク・スホ)前顧問が引き続き推たいされ、監査委員長には孫京煥(ソン・ギョンファン)前委員長が再選された。
孫議長は就任挨拶で▲平和と統一を目指す大統領選出のための政権交代、▲6・15民族共同委員会の強化と祖国での全民族大会の開催、▲国家保安法の撤廃、▲朝鮮戦争の平和協定締結の4項目を「3ヵ年目標」として提示。「この目標を必ず実現し、目前に迫った統一に向けて前進しよう」と訴えた。
そして、韓統連、韓青、民主女性会、学生協の決意表明が行われた後、スローガンを唱和し閉会した。 -
韓統連 新宿キャンドルデモ:
日本最大の繁華街 新宿で朴槿恵退陣・逮捕を訴える!【2017/02/04】
朴槿恵大統領の早期弾劾と退陣、関連者の拘束などを求める声が高まる中、韓統連中央本部主催で「朴槿恵退陣・逮捕!キャンドルデモ」が2月4日(土)、東京都JR新宿駅前で開かれ、韓統連大阪本部メンバーも全国の仲間と共に参加した。
出発集会では、孫亨根(ソン・ヒョングン)韓統連中央本部議長が主催者挨拶を通じて「憲法裁判所の弾劾審理と特別検察官チームの調査を妨害し、時間稼ぎをしながら、なんとかこれを切り抜けようとする朴槿恵大統領を許すことはできない」と強調、「キャンドルデモに示された国民の力で即刻退陣をかちとり、逮捕しなければならない」と主張した。
その後、参加者はデモに移り「朴槿恵は即刻退陣しろ!」「憲法裁判所は朴槿恵を弾劾しろ!」「朴槿恵の不正を清算しろ!」とスローガンを叫び、合わせて韓米合同軍事演習の中止や韓日「慰安婦」合意の破棄も求め、通行中の市民にキャンドルデモへの支援と連帯を訴えた。 -
ウリ民族同士成人祝賀会:
新成人を祝うとともに、新年会を開催【2017/01/15】
今年の新成人者を祝賀する場として、韓青関西地方協議会と学生協の共催で「ウリ民族同士成人祝賀会」が1月15日(日)、KOKOカフェ(大阪市東淀川区)で開かれた。
成人祝賀会では第1部として伝統成年式が行われた。伝統成年式とは、高麗時代にその端を発する朝鮮民族の伝統的な成人式で、子どもの衣服を脱ぎ、成年期の服装を着ることで、肉体的な成熟だけでなく、精神的な成熟を強調し、真の大人としての品格を備える儀式だ。
伝統成年式終了後には、金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が祝辞を通じ「成人者の皆さん、おめでとうございます。昔とは違い、現在は就職することも、結婚して家族を作ることも難しい社会になっていますが、一人一人が民族意識をしっかり持って、困難を乗り越える立派な大人になってください」と述べ、成人者に記念品を贈呈した。
そして、成人者各自から「これまで民族的に育てて頂いた両親や韓青の先輩・仲間に感謝しながら、一人の大人として頑張りたい」、「しっかりと自立した大人になります」といった抱負が語られ、参加者全員から温かい拍手が送られた後、記念写真を撮影した。
続けて第2部では新年会が行われ、康帝洙(カン・チェス)学生協会長が乾杯挨拶を行った後、食事を交えながら親睦と交流の時間がもたれた。
また新年会では、ゲーム企画が進行され、大いに雰囲気が盛り上がり、その後、韓青・学生協の今後の活動紹介が行われ、最後に李俊一(イ・チュニル)韓青大阪府本部委員長が閉会挨拶を述べ、成人祝賀会は終了した。 -
2017年 本部・支部で新年会開催:
親睦と交流を深めるとともに、新たな運動に向けた決意を確認する【2017/01/07・/15】
新年を迎え、「韓統連・韓青大阪本部支部常任委員合同新年会」と「韓統連生野支部新年会」が開催された。
最初に「韓統連・韓青大阪本部支部常任委員合同新年会」が1月7日(月)、がんこ桃谷店(大阪市生野区)で開かれた。
合同新年会では、金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が乾杯挨拶を行い「昨年は韓国民衆のキャンドルの力によって、朴槿恵の弾劾訴追が国会で可決された。韓国民衆の勝利の第一歩」と述べながら、「今年は朴槿恵を退陣させ、大統領選挙で進歩勢力による政権交代の実現に向け、私たちも頑張っていこう」と語った。
その後は食事を交えながら、本部・支部常任委員同士が親睦と交流を深めるとともに、参加者全員から今年の抱負などが語られ、2017年も力を合わせて運動を推進していくことを確認した。
続いて「韓統連生野支部の2017年度新年会」が1月15日(日)、韓統連生野支部で開催された。
新年会には多くの会員、地域同胞、日本の友人たちが集う中、最初に金昌秀(キム・チャンス)韓統連生野支部代表委員が「今年は韓国の政権交代を見据えながら、必ずや祖国統一を志向する民主政権の樹立が求められる。激動の年になる」と乾杯挨拶を行った。
その後、ささやかな食事に箸を運びながら参加者間の親睦と交流が深められるとともに、あみだくじで順番を決めながら各参加者から新年の抱負が語られ、「韓国語の勉強をしたい」「韓国の情勢をもっと知りたい」「自身ができることをコツコツとやって行きたい」などの抱負が続き、金昌秀代表委員からは民族運動のバイブルとも言える「愛国論」「歴史の意思を実践する」を活用してより分かりやすく、理解するための「学習塾」を開催したい旨が話され、積極的な参加を呼びかけた。
最後に、金昌範(キム・チャンボム)生野支部副代表委員から今後の活動予定が紹介され、当面の連続歴史学習会、韓統連大阪本部及び生野支部の定期総会の日程とともに、第24回統一マダン生野の日程(5月21日)が報告され、南北の休日が記載された特製カレンダーが配られた。
朝鮮半島情勢の激動の年を迎え、決意も新たな新年のスタートになった。