Heroku CIがパブリックベータに、継続的インテグレーションを実現。PHP、Node.js、Go言語などサポート

2017年3月22日

Herokuは、同社のPaaS型クラウドサービスで継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)を実現する機能「Heroku CI」をパブリックベータとして公開しました

Heroku CI | Heroku Dev Center

継続的インテグレーションとは一般に、アプリケーションのコードをコミットするたびにビルドとテストを行い、継続的にコードに問題がないことを確認しつつ開発作業を進めていく手法のことです。

Herokuはこれまでアプリケーションの実行環境と運用環境を提供するPaaS型クラウドサービスであり、継続的インテグレーションを実現するにはビルドやテストを実行してくれる外部のツールやサービスとの組み合わせが必要でした。

Heroku CIの登場によってHeroku単体でGitHubのコードリポジトリからソースコードを取得し、ビルドし、テストを実行して結果をレポート、フィードバックを行うという一連の継続的インテグレーションの作業がHeroku単体で実現できるようになります。

ドキュメントによると、Heroku CIがサポートするプログラミング言語は、PHP、Go、Node.js(JavaScript)、Elixir。またRubyはcapybara-webkitに対応しないという制限付きでサポート。Pythonも制限付きでサポート。Java/Scalaは将来サポート予定と説明されています。

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タグ : Heroku , PaaS , クラウド



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