（２６）礼文島の植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。日本の北端にある礼文島は「花の浮島」と言われるほど、初夏はたくさんの花が見られます。繁殖に適した春と夏に一斉に花を咲かせタネを作る植物たち。絶滅危惧種として有名なレブンアツモリソウを育成している礼文町高山植物培養センターも取材しました。

（２５）利尻島の植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回は日本の北端にある利尻島の植物を観察します。利尻島は火山活動でできた島。寒冷地のため、本州であれば高山で見られる植物が低地でも見られます。6月下旬の利尻島を訪ねました。

（２４）シダとコケ

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回は花を咲かせず種子を作らない植物、シダとコケを観察。つくし(スギナ)の胞子が散布されるところ、様々なシダの胞子葉や胞子のう群、前葉体などを紹介。雌雄異株のゼニゴケでは、雌器床、雄器床、杯状体などを見ます。

（２３）茅原と雑木林

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回は茅原と雑木林を見てみます。どちらも人間が自然に手を入れて、生活に必要な薪や炭、茅などを取るために利用した場所です。地元農家やボランティアの人たちが手入れをして管理を続ける、富士・大野原の茅原と、埼玉県所沢の雑木林を紹介します。

（２２）田んぼの植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「田んぼの植物」。春の田んぼには、「雑草」と呼ばれる植物が一気に成長します。田植えが始まるまでの2ヶ月ほどの間に花を咲かせタネを作る雑草たち。人間が作った環境を利用してたくましく生きています。

（２１）針葉樹林

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「針葉樹林」。年平均気温が6度以下の寒冷な地域に発達します。シラビソ、トウヒ、コメツガなどが代表的な植物です。雪が溶けると早速、雄花と雌花を咲かせる針葉樹たち。富士山の亜高山帯の森を中心に見ていきます。

（２０）落葉広葉樹林

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「落葉広葉樹林」。年平均気温が6度から12度の地域に発達する、落葉広葉樹の森。ブナ、ミズナラ、カエデ類などが代表的な植物です。四季の変化が美しく、草本、昆虫、鳥、哺乳類など多くの種が暮らす森です。四季の変化を見ていきます。

（１９）照葉樹林

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「照葉樹林」。年平均気温が12度から18度の温暖な地域に発達する照葉樹林は、冬でも青々と茂る常緑広葉樹の森。シイやカシ、ヤブツバキ、アオキなどが代表的な植物です。鎮守の森として各地に残っています。

（１８）海岸の植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「海岸の植物」。強い潮風、強い日差しなど、厳しい環境に体を変化させて適応した植物たち。砂浜、磯、崖など、いろいろな海岸で観察します。

（１７）果実の形

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回はいろいろな植物が、花から果実になるまでを継続して観察します。めしべの子房が変化したものが果実ですが、その形は実に多様性に富んでいます。

（１６）花と虫

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回は花の役割について。虫に花粉を運んでもらう花は、虫を利用するために様々な工夫をしています。形、色、においでひきつけたり、花粉や蜜を与えたり・・。ハナバチだけに蜜を与えるために進化した、絶妙なしかけのある花も観察します。

（１５）花の役割

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回は花の役割について。花を構成する花冠、おしべ、めしべなど各部分を詳しく紹介。ナツトウダイ、ザゼンソウなどユニークな形の花も見てみます。キク科の花は頭状花序というもの。2種の花が集まっていることを解剖して観察します。

（１４）葉の形

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回は葉の形や役割について見ていきます。葉の形、葉の縁の様子は実に多様です。単葉の縁の切れ込みが深くなり複葉ができたことを観察します。葉の最も重要な働きは光合成を行うこと。葉緑体や気孔を顕微鏡で見てみます。

（１３）富士山の植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「富士山の植物」。富士山では、草原、樹海、亜高山帯、などさまざまな環境に生きる植物を見ることができます。カラマツが標高の違いでどのように姿を変えて適応しているのかも見比べます。絶滅が危惧される植物の紹介コーナーもあります。

（１２）屋久島　水と植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「屋久島　水と植物」。屋久島の森では、いたる所にコケやシダが見られます。その繁栄を支えるのは多量の雨や霧です。高地には雨によって現れた湿原もあります。水と植物に注目して観察します。絶滅が危惧される植物の紹介コーナーもあります。

（１１）屋久島の植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「屋久島の植物」。冬でも温暖な島ですが、中央部には1800ｍ以上の山があり、亜熱帯から温帯の環境が垂直に分布しています。そのため、多様な植物を見ることができます。絶滅が危惧される植物の紹介コーナーもあります。

（１０）冬を耐える

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「冬を耐える」。活動を低下させ、姿を変えて植物は寒さに耐えます。葉を地面に広げロゼットとなる草、大切な芽を守る工夫などを紹介します。顔のように見える葉痕の観察も楽しいです。

（９）闘う植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「闘う植物」。動き回れない植物は、葉や花を食べに来る虫や動物と、どうやって闘うのでしょうか？トゲや毒を持つ植物を見てみます。また、他の植物との競争に勝つための工夫についても紹介します。

（８）寄生植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「寄生植物」。他の生き物から栄養を横取りして生きる寄生植物や腐生植物たち。ヤドリギ、キヨスミウツボ、ナンバンギセル、ギンリョウソウなど、ちょっと変わった植物が登場します。

（７）湿地の植物

植物は動物のように動き回りません。でもじっくり見てみると、実に巧みに、環境に合わせた生き方をしていることが分かります。驚くほどたくましい植物の世界をのぞいてみましょう。今回のテーマは「湿地の植物」。箱根・仙石原湿原の植物を、箱根湿生花園で観察します。湿地には池や沼、草原など、水の量によっていろいろな環境があるため、見られる植物もバラエティに富んでいます。絶滅が危惧される植物の紹介コーナーもあります。