ドイツ銀行(ティッカーシンボル:DB)は既に「増資を実施する」とほのめかしていましたが、昨日、その具体的な条件を提示しました。
それによると今回、6.875億株の新株を発行します。既存株主には1株につき0.5株の新株引受権が与えられます。この権利を持つ者は、新株を€11.65(=約$12.53)で購入することが出来ます。これに応じることができる期間は3月21日から4月6日です。
この新株の発行は30の証券会社から成るシンジケート団により引き受け(fully underwritten)られています。その意味するところは、売残りが出たら、シ団が買い取るということです。
新株引受権はドイツ市場では3月21日から4月4日まで、NYSEでは3月21日から3月31日まで上場され、売り買いすることが出来ます。(日本の投資家の場合、証券会社が自動的にこの新株引受権を売却するので、口座に応分のキャッシュが入ることになります。その代り、ドイツ銀行株の株価は理論値が下がる分だけ下落すると予想されます)
この資本増強によりドイツ銀行のCET1レシオは13%を軽く上回ることになります。つまりバランスシートに対する懸念は払しょくされるわけです。

それによると今回、6.875億株の新株を発行します。既存株主には1株につき0.5株の新株引受権が与えられます。この権利を持つ者は、新株を€11.65(=約$12.53)で購入することが出来ます。これに応じることができる期間は3月21日から4月6日です。
この新株の発行は30の証券会社から成るシンジケート団により引き受け(fully underwritten)られています。その意味するところは、売残りが出たら、シ団が買い取るということです。
新株引受権はドイツ市場では3月21日から4月4日まで、NYSEでは3月21日から3月31日まで上場され、売り買いすることが出来ます。(日本の投資家の場合、証券会社が自動的にこの新株引受権を売却するので、口座に応分のキャッシュが入ることになります。その代り、ドイツ銀行株の株価は理論値が下がる分だけ下落すると予想されます)
この資本増強によりドイツ銀行のCET1レシオは13%を軽く上回ることになります。つまりバランスシートに対する懸念は払しょくされるわけです。