首相 防衛大卒業式で訓示 防衛力強化に取り組む考え
k10010917221_201703191209_201703191209.mp4
安倍総理大臣は、神奈川県横須賀市にある防衛大学校の卒業式で訓示し、北朝鮮による核・ミサイル開発や南西方面での外国軍機による領空接近の増加など、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増していると強調し、防衛力の強化に引き続き取り組む考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は「北朝鮮による核・ミサイル開発は深刻さを増し、南西方面では外国軍機による領空接近も増加している。テロの脅威は世界に拡散し、多様化している。こうした現実から私たちは目を背けることはできない」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「みずからの手で、みずからを守る気概なき国を誰も守ってくれるはずがない。安全保障環境が厳しさを増す中で、われわれは、わが国自身の防衛力を強化し、みずからが果たしうる役割の拡大を図っていかなければならない」と述べ、防衛力の強化に引き続き、取り組む考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、南スーダンでの国連のPKO活動に派遣している陸上自衛隊の施設部隊を5月末をめどに撤収させることについて、自衛隊の活動は南スーダンをはじめ各国から高く評価されているとしたうえで、今後もPKOなどに積極的に貢献していく考えを示しました。
一方、ことしの防衛大学校の卒業生は留学生を除いて380人で、このうち任官を辞退したのは去年より15人減って32人でした。
そのうえで、安倍総理大臣は「みずからの手で、みずからを守る気概なき国を誰も守ってくれるはずがない。安全保障環境が厳しさを増す中で、われわれは、わが国自身の防衛力を強化し、みずからが果たしうる役割の拡大を図っていかなければならない」と述べ、防衛力の強化に引き続き、取り組む考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、南スーダンでの国連のPKO活動に派遣している陸上自衛隊の施設部隊を5月末をめどに撤収させることについて、自衛隊の活動は南スーダンをはじめ各国から高く評価されているとしたうえで、今後もPKOなどに積極的に貢献していく考えを示しました。
一方、ことしの防衛大学校の卒業生は留学生を除いて380人で、このうち任官を辞退したのは去年より15人減って32人でした。