「ビジネスを立地という視点か分析してみると・・」
ビジネス・商品に、独自性・ウリがないのなら、「立地」で勝負は決する!
というのは著者の主張ですね。
管理人も同感です!!
「業種・業態ごとに戦略が違う! いやいや! 会社・店ごとに戦略が違う!」
コンビニですと、やはり「セブンイレブン」と「ローソン」「ファミリーマート」は、立地・出店の戦略が違うとのこと。
やはり、王者は、独自の戦略があるようですね。
「飲食業界も、それぞれの立地・出店の戦略がある!」
躍進中の飲食の会社も、それぞれのようです。
サイゼリヤは、賃料の低い二階・地下に出店しても、商品力が強いので、大丈夫!
コメダ珈琲は、ロードサイドで、駐車場の台数を確保し、お客には、ゆったりくつろいでもらう!
「衰退するのにも理由はある」
逆に、東京チカラめしのように、短期で躍進して、あっというまに、衰退してしまった飲食店についても、敗因を分析しています。
「似ている両社にも明らかな違いあり!」
スターバックスとタリーズという、一見、似た両社にも、明らかな違いがあるようです。
「出店・立地戦略が不要な業界もあり」
逆に、次にような業界には、出店・立地戦略は不要のようです。
・ブランド力が強い
・クリーニング屋のように質に差がない
・オンリーワン
・美容院のように、人についている
「まとめ」
ビジネスに必要な要素である「立地」について詳しく解説されている良書です。
こんな方にオススメ
すごい立地戦略 街は、ビジネスヒントの宝庫だった (PHPビジネス新書 374)
- 作者: 榎本篤史
- 出版社/メーカー: PHP研究所
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