“圧勝の日テレと、惨敗のフジ”、表に出ない決定的な違いはココだった! 業界人が暴露
※イメージ画像:『日本テレビの「1秒戦略」』(小学館)
2016年の年間視聴率ランキングで3年連続の三冠王に輝いた日本テレビ。これは2016年1月4日から2017年1月1日までのゴールデンタイム(19~22時)、プライム(19~23時)、全日(6~24時)それぞれの時間帯での年間視聴率がトップだったことを意味する。
日本テレビは我が世の春を謳歌しているようだが、かつて三冠王の名をほしいままにしたフジテレビは、いまやその面影すらない。無論、フジテレビが三冠王の常連から一挙に転落した経緯もあるだけに、日本テレビも気を緩めれば同じ轍を踏むこともあり得る。
今、まさに対極に位置するこのふたつのテレビ局には表には出てこない違いがあると聞き、その詳細を関係者に聞いた。
「フジテレビと日本テレビの圧倒的な違いは、企画書の募集基準にあるといわれています。業界の人間でも知らない人はいますが、日本テレビの企画書は基本的にタレントの名前を書いてはいけないんです。そのタレントでなければならない明確な理由や相応の事情があれば書いてもいいのですが、特にないならタレント名は無記入で企画書を提出します」(テレビ番組制作会社関係者)
タレント名の記載なしが基本となっている日本テレビに対して、フジテレビはどうなっているのか。
「フジテレビはタレントの名前を書かないとダメです。企画内容以上にタレント名を重視しますので、フジテレビの企画書の書き方は日本テレビとは真逆です。日本テレビは企画内容で勝負しようとしている一方、フジテレビはタレント力で勝負しようとしているわけです」(同)
このような違いがあるからこそ、フジの惨状は生まれたといわれているそうだ。
「企画よりタレント優先で募集しているため、月9は数年先まで主演俳優や女優を決めてしまい、あとから脚本を作る形を採用してしまいました。そのため、時代の空気感や流行を無視してドラマを作らざるを得なくなる。これでは、何をやっても視聴率なんか取れないんです」(同)
たしかに何年も前から決めていれば、時代を意識することなど不可能だ。しかし、惨敗続きによって、こうした手法さえ厳しくなっているという。
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コメント
フジテレビがタレント優先で、数年前から企画書内容を計画している事に驚いた。タレントも人気・話題に波が有る。タレント優先で数年前からだと、実現しようとする頃は時代遅れになっている可能性が有る。 視聴者としてはフジテレビを(これ何年前の企画かな?) と違う目で観る事になりそう。只でさえフジ視聴者は減っているのだから…。