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【スポーツ】

[高校野球]日大三・桜井、初舞台わずか1日で… 履正社に5−12で力負け

2017年3月20日 紙面から

履正社−日大三 5回表履正社1死二、三塁、石田に大会1号の逆転3ランを許す桜井=甲子園球場で(佐伯友章撮影)

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◇第1日<1回戦>履正社12−5日大三

 出場32校による開会式が行われ、熱戦が開幕。1回戦屈指の好カードは、昨秋の神宮大会王者の履正社(大阪)が12−5で日大三(東京)を破って初戦を突破した。日大三の左腕エース桜井周斗投手(3年)は13三振を奪いながらも力尽きた。開幕戦は、春夏通じて初出場の呉(広島)が延長12回、6−5で至学館(愛知)を振り切って甲子園初勝利。史上3校目となる春連覇がかかる智弁学園(奈良)は9−0で熊本工(熊本)に快勝した。

 甲子園で昨秋の悪いパターンを再現してしまった。早実との東京都大会決勝。日大三・桜井は清宮を5打席連続三振に抑え込みながらも負けた。初のセンバツではスライダーが低めに決まって、プロ注目の3、4番コンビから7三振を奪い、しかも8回まで13奪三振。それでも、白星はつかめなかった。

 「勝ちを優先しないといけないと思っていたので、いくら三振を取っても負けてはしょうがない」

 逆転されたのは5回。1死から8番の片山に四球、西山に左中間二塁打でつながれ、1番の石田に甘いスライダーを中堅右に3ランされた。「真ん中から低めに落とそうと思ったが高かった…」。高校通算49本塁打の3番・安田には外の低めへスライダーが完璧に決まっていたのに制球ミス。4番の若林を空振りさせた直球が、9番の西山には甘くなった。絶品スライダーがあるのにもったいない投球に、中日の中田スカウト部長は「左だし楽しみな投手だが、いい球と甘い球の差がある」と話した。

 夏への課題はスタミナ不足。自らの右翼線2点二塁打もあって終盤に追いついたが、投げる方は限界だった。「前半は腕が振れていたが、終盤は体力不足を感じました」。9回には安田に高めに甘くなった直球を左翼フェンスにまで運ばれた。初めての甲子園はわずか1日で終わった。主将で3番のエースは、もう一度戻ってくるために手応えと宿題をもって帰京する。 (小原栄二)

 ▽日大三・小倉監督(7点を失った9回の采配に)「桜井がよく投げていたのに、監督がぶち壊してしまった。選手たちに申し訳ない」

 

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