テレビにつなぐ据え置き機にも、持ち運んで携帯機としても遊べるNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。
ただ、ニンテンドー3DSのように持ち運んで遊ぶとなると問題になるのがバッテリー持続時間。
スペック上は約2.5〜6.5時間となっており、ソフトによって変わるものの例えば「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」ではフル充電でも約3時間しかもちません。携帯機としてはかなり短く心もとない。
そこで用意しておきたいのが、Nintendo Switchを充電しながら遊べるアイテム。
具体的には「Switchを立てるスタンド」「モバイルバッテリー」「USB-Cケーブル」の3つです。
実際に購入し、充電しながらプレイが可能か試してみましたので紹介していきます!
充電しながらでも使えるNintendo Switch用のスタンド
Nintendo Switchの背面にはスタンドがついており、以下の写真のように立ててプレイすることが可能です。特に持ち運んで2人以上でプレイするときに活躍しそうなスタイル。
しかしこのスタイルだと、底面についているUSB-C端子が隠れてしまうため充電しながらプレイすることができません。
Nintendo Switch用のプレイスタンドを使えば解決なのですが、現時点(2017/3/20)では品薄で定価より高くなってしまっているようです。ちなみに定価は税込1,490円。(→製品ページ)
転売屋から高く買うのもイヤなので、スマートフォンやタブレット用スタンドでちょうど良いものがあるのでは?と「充電しながらプレイできそう」「角度調整可」で探し、購入してみたのが以下の製品「Lomicall iPhoneスタンド」。
Amazonで約1,200円ほどでした。
シルバーメタリックのボディ。知らないメーカーですしやや心配ではあったのですが、デザインも全く申し分なし。
質感のチープさもなく良いのですが、公式スタンドのように折りたたむことはできないので携帯性はやや劣ります。
スタンドは無段階に角度調整が可能なので、その点では優秀。簡単に角度は変えられるが、乗せたデバイスの重み程度では動かないちょうどいい固さ。
Nintendo Switchを載せてみます。専用かと見紛うほどにピッタリ!
支える爪の部分の奥行き(14mm)が、Switchの厚み(13.9mm)と本当にほぼちょうどの長さでフィットしています。もちろん事前に確認してから買ったんですが、それにしても完璧。
角度が自由自在。真上からでも真横からでもOK。
USB-Cケーブル、もしくはmicroUSB変換アダプタ
次に、ケーブル。
Nintendo Switchに充電するためには、USB-Cケーブルというものが必要になります。
私はMacBookで利用していたのである程度馴染みがありますが、まだあまり一般的でないしほとんどのユーザーは知らないはず。
ですが徐々に対応機器は増えており、USB-CケーブルもAmazon等でたくさん見つかります。
私が購入したのは2本組で1,000円未満と格安だったTronsmartのUSB Type Cケーブル。
ブラック、ホワイトの2本組になっています。
片側がUSB、もう片側がUSB-Cになっており、従来のUSB充電器やモバイルバッテリーからUSB-C対応機器に同期・充電することができます。
モバイルバッテリーを使い、充電しながら長時間プレイ
このUSB-CケーブルをiPhoneやカメラなどの充電用に使っているモバイルバッテリーに挿して、Nintendo Switchを充電しながらプレイする、と。。。
準備、完了。パーフェクトです。
ちなみに、私が今持っているモバイルバッテリーは小・中・大容量の3種類。それぞれレビュー記事とともに載せておきますね。
Anker Astro E1。容量は5,200mAhで、Nintendo Switchの4,310mAhの約1.2倍です。
レビュー記事↓
中容量(10,400mAh)のバッテリーも持っているのですが(レビュー記事「大容量でコンパクトなLumsingハーモニカ型モバイルバッテリーが、良デザインかつ安価でイイ!iPhone 6を約5回充電可」)、生産終了したようなので同程度の容量で評価が高い「cheero Power Plus 3」を貼っておきます。
容量10,500mAhなので、Switchを約2.4回充電できる計算。
大容量(20,100mAh)のcheero Power Plus 3 Premium。
計算上、Switchを約4.7回フル充電できます。
レビュー記事↓
microUSBケーブルを活用したいなら、変換アダプタが使える
Androidスマートフォンやカメラなどの電子機器に広く使われているmicroUSBケーブルなら持っているんだけど…という方も多いでしょう。
そんな場合は、microUSBをUSB-Cに変換するアダプタを使うのも手。
2つもいらないっちゃいらないけど、なぜか2個組ばかりしかなかったので。
挿し込む側(メス)がmicroUSBの形になっており、
オス側がUSB-Cの形状をしています。
これを手持ちのmicroUSBケーブルに装着すれば、あっという間にUSB-Cケーブルのできあがり。
私が探した限りでは伸縮自在の巻取り式USB-Cケーブルはまだ販売されていないようだったので、microUSBの巻取り式ケーブルにアダプタを着けてみました。
必要に応じて伸縮できるケーブル、モバイルバッテリー、スタンド。
この3つでNintendo Switchの持ち運び環境がばっちり整いました。
手持ちで遊ぶなら、もちろんスタンドなしでもOKですね。
あとがき
これで、持ち運びつつ出先でNintendo Switchを心置きなく遊べる環境が整いました。
スプラトゥーン2が発売されたら友人の家などに行ってプレイする機会も増えると思うので、それに向けての備えとしても万全です。
あ、でもちょうどいいキャリングケースがないかも…いいものを見つけたらまた記事書きますね。