おたくと犯罪(主に性犯罪)の因果関係を否定する際良く言われている、
「おたくは二次元で満足するから三次元に興味がない」
という主張。
これ、少なくともガチの規制派との真面目な議論の場では、
言わない方がいいと思っています。
おたく同士で言い合う軽口ならいいのですが。
まず本当に三次元に興味のないおたくばかりかというと、
そんなはずはないので事実に反します。
「二次元で満足して三次元に手を出しにくい傾向がある」
というレベルなら嘘にはならないと思いますが、
上記のような言い切りは嘘になるのでマズイ。
そしてこれ、
一人でも「おたくかつ(性)犯罪者」が出た時点で説得力を失います。
というか過去に出ているので、言っても信じてもらえません。
もちろんそんなことをする奴はおたくの中でも超少数派ですし、
おたくの性犯罪者が出たところで、
おたく趣味を持つことと性犯罪との因果関係を証明するものではないのですが、
なればこそ「因果関係を否定するためにわざわざ言わずともよい理屈」
とも言えます。
ようは、
規制派に対して格好の「揚げ足取り」の材料を提供することになり、
逆効果になってしまうということです。
おたく向けコンテンツと性犯罪の因果関係を否定するのであれば、
性犯罪の発生率と二次元エロコンテンツ消費量の相関データなど、
揚げ足を取られない「証拠」を示していく方向に徹した方が良いかと。
まあそれでも向こうは聞く耳持たないとは思いますが、
わざわざ「攻撃しやすい場所」を見せてあげる必要は無いでしょう。
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