2017.3.19 13:12

元中日エースの川上が現役引退「ユニホームを脱ぐ決意をした」

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特集:
移籍・退団・引退
現役引退を発表した川上憲伸

現役引退を発表した川上憲伸【拡大】

 プロ野球の中日でエースを務め、米大リーグのブレーブスにも所属した川上憲伸投手(41)が19日、現役引退を表明した。名古屋でテレビ番組に出演し「ユニホームを脱ぐ決意をした」と語った。2015年9月に右肩を手術し、同年に中日を退団。その後は無所属のまま復帰を目指してリハビリとトレーニングを積んでいた。

 番組では「すっきりした。重い荷が下りた。でも寂しい」と率直な思いを吐露。理由については「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での選手のガッツや投球を見て自信がなくなった」と説明した。今後はこれまで同様、野球評論家として活動する。

 川上投手は徳島商高から明大を経てドラフト1位で1998年に中日入り。2004年は17勝で最多勝に輝き、セ・リーグ優勝に貢献。沢村賞と最優秀選手(MVP)も受賞した。08年オフにフリーエージェント(FA)でブレーブス入りし、8勝(22敗)を挙げた。12年から中日に戻った。日本での通算成績は275試合登板で117勝76敗1セーブ。

 中日によると今のところ引退セレモニーなどの予定はないという。

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