【巨人】陽岱鋼、2軍の初実戦は無安打1四球も20日に昇格へ

2017年3月19日6時0分  スポーツ報知
  • 1回1死満塁、脇谷の適時打で生還した陽(右)とタッチする吉川尚

 ◆イースタン・リーグ 巨人3―1ヤクルト(18日・G球場)

 陽が、移籍後初の実戦に臨み1軍復帰へ強い意欲を見せた。「1番・中堅」で先発出場。昇格に向け「いける状態になっているので、声をかけられたらすぐに行きたい」と力を込めた。

 巨人のユニホームに袖を通して臨んだ初実戦を、かみ締めるように振り返った。「すごく緊張しました。巨人のブランドの重みを感じて、プレッシャーの中でやれました」。ほぼ満員のG球場からの大歓声で迎えられた初回の第1打席は四球で出塁すると、脇谷の右前2点適時打で先制のホームを踏んだ。2回2死では遊撃ゴロ。1打数無安打1四球で、4回の守備交代でベンチに下がった。

 こみ上げてくる気持ちがあった。2月のキャンプ中下半身の張りを訴え、約1か月間、3軍などでリハビリを続け迎えた実戦。「野球ができて幸せです。他の選手が楽しくやっているのを見てうらやましいなと。けががもう一回、出てきたら2か月、3か月になってしまう。本当に我慢してリハビリしてきました」

 1軍復帰は目前だ。19日は引き続き、2軍戦に出場するが、状態に問題がなければ20日に1軍に昇格する。斎藤雅樹2軍監督(52)は「どんどん試合に出れば状態も上がっていく。(19日は)きょうより長く出ます」と期待を込める。背番号2も「1試合でも多く出て、早く調子を上げていきたい」とはやる気持ちを抑えきれない様子だった。(原島 海)

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