SKグループ会長を参考人聴取
【ソウル米村耕一】朴槿恵(パク・クネ)前大統領の収賄疑惑などを捜査する韓国検察当局は18日、韓国5大財閥の一つで電機・通信事業などを手がけるSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長を参考人として事情聴取した。
崔会長の聴取は、21日に予定されている朴氏への聴取を念頭に置いたものとみられる。
SKグループは朴氏の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告が設立・運営を主導した二つの財団に111億ウォン(約11億円)を拠出しており、贈賄の認識があったかを中心に聞き取りを行った模様だ。
韓国メディアによると、検察側は横領罪で服役していた崔会長が2015年夏に特赦を受けたことや、免税店の許認可などに関連して、朴氏側とSK側の間に何らかの「取引」があった可能性を調べているという。