>stop_kukkoroさん
>>タイトルとあらすじがまさしく企画書であり、全てであるとのことですが、ではその企画書がユーザの目に留まるためにどのような工夫をされているでしょうか。
「新着」からどうやって日間ランキングに這い上がるのか、これのことを「ブートストラップ」って呼んでいますけど。
これについては、僕はじつは未経験でして……。
すでに商業作家であったために、「なろうで連載しました」と、TWITTERで告知しただけで、日間300位以内に入れました。俗に言う「日間入り」というやつです。
ある作品が、いちど、2~3万ポイントになったあとは、新連載をはじめるときに、その作品のほうで宣伝告知を行うと、前述した「5%くらいは見に来てくれる」で、充分に、日間入りを果たせるようになります。
一度、高ポイント作品を持った後は、連載を絶やさずにいるかぎり、新シリーズ立ち上げで「新着」から抜け出すための苦労はしなくて済みます。
……が、まず「新着」から「日間」に入るための話ですよね。
以下のような有効な方法が考えられます。
・新着リストに長時間露出する。
自動更新に任せていると、毎時正分に掲載されます。手動でやれば、混雑する00分を外せるので、流れてゆくまでの時間を多く稼げます。
また同様に、日間入りするまでは、更新回数を増やします。1日に数回更新すれば、それだけ「新着」に見えている時間が増えます。
また時間は「なるべく多くの人が見ている時間」です。なにか作品を投稿しているなら、人数はすくなとも、作品に付属する解析ページで、訪問者の訪れる時間、曜日、などはわかるはず。
・投稿時間を考える
ランキングシステムの特性から、7時、12時、19時、の直後が、集計サイクルで最も有利となります。ライバルも多いですが。
・スコッパーさんに期待する
なろうには、スコッパーさんという、「埋もれた良作」を掘り出して、日の目を見させることを生きがいにする優しい人たちがいます。
その人たちに見つけてもらいやすくする工夫をします。
ここちょっと詳しくないのですが、タグで人気&定番タグをつけるとか、タイトルとあらすじを工夫するのは、他とも共通する工夫ですね。
・固定ファンを作る
ちょっと、これまで僕の言ってきていることと矛盾しますが。日間300位に入るか入らないか、という領域では、これまで連載してきた作品を読んでくれている人の応援も重要です。
日間300位に入るには、連続する24時間内に、40~60ポイント必要です。
つまり、ブクマ30人か、ブクマ+評価10点合計12点で、5人など。
これまで読んでくれていて、新シリーズにまで見に来てくれた人なら、ご祝儀で評価をつけてくれることがあるかも?
>日間入ってから
日間300位に入ったあとは、ぶっちゃけ、タイトルとあらすじの魅力がすべてです。
次の目標は100位とか50位とか20位になりますが。
伸び悩みするようなら、そのタイトルとあらすじは、だめだ、ということなので……。
タイトル変更や、あらすじ変更もします。諦めるまでに、最低、2~3回はやります。
それも日間にいるうちに。
>日間表紙入りしてから
日間5位から上を「表紙」と呼びます。
ここに入ったら、とにかく、死ぬ気で毎日更新です。
>落ちちゃったら
300位あたりなら、いちど落ちちゃっても、また入ってくることもあるんですが。
日間20位やら、5位やらに一度入ったあとで、落ちていってしまったあとは、もう二度と戻ってきません。
その作品……というか、実際には、ブクマする人のほとんどは、読まずに「タイトル」と「あらすじ」と「もくじ」だけでブクマします。
つまり作品として「面白かった」かどうかではなく、あくまで「企画」として「おもしろそうに感じたか?」のほうで判断されるわけですが……。
その「企画」がだめだった、ということです。
あくまで書籍化を「至上目標」とするなら、だめだった作品は、早めに閉じます。
再び日間に戻ってくることを期待して書き続けていても、無駄です。新しく次のをはじめましょう。
閉じかたには何通りかありますが、速やかに最小話数で完結させるなり、あまり綺麗なやりかたはではないですが、そのまま中断してほっぽり出してもいいんじゃないかと。