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真っ直ぐな恋、歪んだ愛 作者:登美司 つかさ

歪んだ愛

6/10

その劣情は、永遠

「じゅぶ……んちゅ、くちゅ。夢叶ぁ」

夢叶の柔らかい唇を貪りながら、服の上からでも大きさと柔らかさが分かる二つの膨らみに手を伸ばす。ゆっくりと揉み解すように。次第に夢叶の顔も、赤さこそ残るが怒りではなく快感を耐えているようなものになってきた。

「大好きだよ、夢叶ぁ」

左手で彼女の胸を揉みながら、右手で夢叶が着ているブラウスを脱がし始める。夢叶はもう抵抗しない。その表情に少しだけ諦めが見える。絶望も。その表情が私の嗜虐心を刺激する。初めての彼氏に強姦されかけて、逃げついた親友の部屋で、同性の親友に犯される。夢叶の心は壊れかけだろう。だったらいっそ、今の心を砕いてしまえばいい。あの男のことも、私を拒絶したことも全部忘れて私が新しい夢叶と一緒に生きればいい。

「大好きだよ、可愛い私の夢叶」
「やめてよ……葉月ぃ。どうして……どうして?」

ブラウスのボタンを全部外すと、夢叶の大きな双丘を包むピンクの下着が私の目に晒された。抱きつくように夢叶の背中に手を伸ばし、ホックを外す。

「えへへ、夢叶のこと、大好きだよ」

多分、私と夢叶のセリフはかみあっていない。でも、今はそんなことどうでもいい。下着を剥がされた夢叶の双丘は尚もきれいなお椀型を保ち、先端の桜色はきれいで、他者に触れられていない純潔を感じさせた。だからこそ、私は触る前に、

「ひゃん! いや、やめ、はづ……き」

桜色の突起を口に含み転がす。こりこりと舌で愛撫し、時にはあまがみをする。その度に夢叶は大きく身体をゆらす。もちろん左手は夢叶の胸を揉み続けていて、手でも夢叶の突起を愉しんでいる。

「あぁ……やめ……て」

夢叶の双丘に両手を動員し、舌は首筋をなめている。汗にまみれて艶かしい首筋をなめると、すこしだけ強い塩気が私をさらに興奮させる。

「いや、やめ……あぁ……ん!」

上半身をじっくりと愛撫した私は、いよいよ夢叶のスカートの下に手を伸ばした。クリーム色のフレアスカートの下は、それはもう湿気ていてジトジト。わさわさと手に触れる茂みの先には、夢叶の花園。ぷっくりと膨らんだそれや何も挿れられたことのない穴。私の興奮がどんどんと高まっていく。

「いやぁああ!!」

桜色の突起を弾いたときよりも大きな嬌声が夢叶の口から飛び出した。どうやら、こっちの方が弱いらしい。

――ぐちゅ、びちゃ、じゃぶ……ぐちゅ、じゅぶり――

蜜壺へ指を入れると、今まで以上にいやらしい音が響いた。

「夢叶、ここからすごーくえっちな音がするよ?」
「やめて……葉月ぃ。もう許して……」
「えへへ。……大好きだよ、夢叶ぁ」

一度、夢叶のショーツから手を引き抜き、スカートとショーツを脱がせる。どうやらショーツはブラとセットのものだったらしい。

「可愛いよぉ」

どこまでも夢叶が愛おしい。そんな彼女の秘所。どくどくと愛液を流す源泉を一舐めすると、

「ひにゃああ!!」

夢叶の可愛い叫びが聞えた。えへへ、どんな声でも夢叶の声は可愛い。

「ほら、ここ。くぱぁって。夢叶も感じてくれていたんだね。嬉しいよ」

必死で首を振る夢叶。そんな態度とっても、ココが本当の気持ちを教えてくれているのに。そんな夢叶も可愛い。

「さぁ、もっともっと気持ちよくなって」
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