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credit:screencrush.com

カセットテープの人気が再燃しているのだとか。
子供時代にカセットテープを使っていた30代40代だけでなく若者にも人気で、HMVなどレコード店でも専用コーナーが作られるほどだそうです。
日本のカセットテープリバイバルに対する海外の反応です。

引用元:stevehoffman.tv

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「日本のカセットテープリバイバル」

●トルコ
既に紹介されてるかどうか知らないけど今朝弟からこのショートビデオが送られてきた。
みんなはどう思う?
自分が音楽を聞き始めたのはカセットテープからなんで、心の柔らかい場所にはいつもこの小さな友達がいる。



●ヒンクリー、イギリス
家まで待ちきれないから買ってすぐウォークマンに突っ込むためにカセットのアルバムを買ってたな。
そういう恩恵はあるけど音は酷いもんだった。
特にオートリバースで聞くB面。

●カリフォルニア州、アメリカ
次は黒電話を売る店を開くか。
これもアナログだ。

●イギリス
プリレコーディング(事前録音)されてるアルバムは興味なし。
自分は空テープを買って自分だけのミックステープを作る派なんで。
レコートからダビングしてて、その後CDからダビングするようになった。
素晴らしい音だよ。
何も間違っちゃいない。
若い世代がLPに嵌ってるのと同じ事さ。
自分?
カーオーディオはカセットからMP3になった。

●テキサス州、アメリカ
今でもビートルズのカセットを持ってる。
アメリカのアルバムと、イギリスのアルバムもあるな。
2000年にCDにスイッチするまで自分の主な音楽フォーマットだった。

●ダービーシャー、イギリス
新しいアルバムを作ってるのかな?
それとも古いアルバムの中古を販売してるだけ?

●イギリス
短期間だったらカセットの音質はかなり良いんだよね。
Band Cassettesというサイトによるとナカミチやボックスのレコーダーでハイクオリティなクロムテープを使えばハイレゾ音源をリアルタイムに録音できるらしい。
それを良いHi-Fiデッキで聞けばかなり良い音になるぞ。

●ウォトキンズ・グレン、ニューヨーク州、アメリカ
これはもしDiskUnion(良い店だ)周りで短期間の事前録音されてる者だとしたら、プロモ的なものなんじゃないかな。
自分が秋葉原に行った時は空のカセットテープの販売事情はかなり限定的でアメリカやヨーロッパと同じ感じだったな。
マクセルのUR、ソニーのHFとか低価格ローHiのものがほとんどで日本独特のラベルになってはいたけど中身は基本的に同じものだった。
高バイアステープやメタルテープは昔からの在庫以外はほとんどなかったな。

●トロント、オンタリオ州、カナダ
Technics(パナソニックの音響ブランド)がカセットデッキを新しく作って2万ドルで売ってなかったっけ?

●ウィスコンシン州、アメリカ
昔に戻ってカセットに費やした金を全てLPにつぎ込みたい。

●サウス・ダービーシャー、イギリス
日本バージョンのデザインが好きだ。
高いけどね。

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credit:stevehoffman.tv

●グレイスレイク、イリノイ州、アメリカ
>今でもビートルズのカセットを持ってる。
>アメリカのアルバムと、イギリスのアルバムもあるな。
60年代後半から70年代初頭のビートルズのオリジナルカセットアルバムは紙のラベルでごく少数しか販売されなかった。
今じゃかなりレアなコレクションアイテムだ。
音が悪くても結構な値段で取引されてるものもある。
ビートルズのカセットアルバムで一番音が良いのは90年代にUK XDRが出したMoFiバージョンだな。

●ペンシルバニア州、アメリカ
7歳と4歳になる孫がクリスマスイブに泊まりに来るんだけどカセットテープを使った事が無いのは間違い。
だから小さなラジカセを引っ張り出してきて楽しむ事にするつもりだ。
LPやCDがまだ痛んでなくてちゃんと聞けるといいんだけど。
みんな、もしカセットがまだ良い状態だったら捨てないで寄付してほしい。
まだまだカセットを聞いている人はたくさんいるんだ。
音楽はどんなフォーマットであろうと楽しく快適なものだしカセットは安価だから色んな人に需要があるんだ。

●ヒンクリー、イギリス
自分の持ってるヤマハのカセットデッキが30ポンド~80ポンド(約4200~1万1000円)で取引されてるのを知った。
明日出品する!
ミントコンディション(新品同様)だし、箱もロフトにしまってあるはずだ。

●不明
実験的なノイズミュージック的なジャンルの音楽があって、それはよくカセットが使われてる。
小規模だけどそこ(カセット)がポイントでもある。

●アメリカ
↑そうでもない。
インディーバンドでもパソコンで録音して小規模にやってる。
ジャンルは問題じゃないんだ。
ヒップホップのDJもミックステープをカセットで作ったりしてるよ。
ヒップスターなインディーアーティストでも200ドル(約2万2000円)も出せばプロ仕様のカセットが100本は作れるんだ。
こういうのを好むファン層はCDを買いたがらなくて、カセットがクールになってるから理に適ってもいる。
その位の規模のアーティストにとってLPはまだまだ高価なものだからね。
Bandcamp(インディーズアーティストをターゲットにした音楽販売サイト:wikipedia)にはこういうミュージシャンが溢れかえってるよ。
人気の小物としてカセットテープが買われていって、それからBandcampで音楽をダウンロードするのは驚く事じゃないね。
LPでそういう事をしてる人も多い訳だし。
自分は長年カセットを使ってきたから今更このフォーマットに夢中な訳じゃないけどね。
LPやCD、あるいはFLACのダウンロードの方が好きかな。
でも他のフォーマットで販売されてなかったらカセットを買うだろうな。
8年前にはeBayで新品同様のソニーのウォークマンと一緒にカセットを何本も買ったし。
友達が古いカセットデッキをくれたから自分のステレオセットに繋げてるよ。
お礼にこんなカセットを作った。
手製のカセットを作るのは15年ぶりだ。

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credit:stevehoffman.tv

●ミシガン州、アメリカ
↑同じく。
90年代からエスケープできたカセットが数本残ってる。
前は200本くらい持ってた。
再チェックするのは楽しいし、中古屋で変わったタイトルを見かけたら買うだろうな。

●ヒンクリー、イギリス
どうやら自分はカセットを捨ててなかったらしく、妻がワードローブから200本位見つけてきた。
なんだかカセットを聞いてみたい意欲がむくむく湧いてきてる。
前奏が好きだった70年代のクイーンのカセットとか、ニール・ヤングの『フリーダム』、フリートウッド・マックの『グレイテスト・ヒッツ』等々

●アルバカーキ、ニューメキシコ州、アメリカ
今でもナカミチ(かつて日本にあったオーディオメーカー)のドラゴンデッキでカセットを流してる。

●チャンネル諸島、カリフォルニア州、アメリカ
今でも良い音質のカセットアルバムを集めてるけど100本位しか持ってない。
初期のプリレコーディングカセットは音質が酷いし、レコード会社は出来るだけ安いテープを使ってたから。
でも1980~1990年代のカセットは驚くほど向上してるね。
自分が興味を持ってるのはその時代。
CDの方がもっとユーザーフレンドリーで、カセットは一種の道楽かな。
今でも持ってるカセットのコレクションはかなり気に入ってるよ。

●モンタナ州、アメリカ
今でも稼働するデッキを5台持ってるぞ。
ナカミチ・ドラゴンと3ヘッドのユニットもある。
カセットはしっかりしてたらまず間違いがないね。
メンテナンスが鍵で、デッキを綺麗にしてたらそれでハッピーだ。
自分はオープンリールも2台持ってて普通に使ってるし。
テープバッシングについては全く理解できないね。

●ヒンクリー、イギリス
これを見てくれ!

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●コウヴォラ、フィンランド
↑これが全部LPだったら。
特にレッドクロス!(70年代後半のアメリカのバンド)

●トロント、オンタリオ州、カナダ
新しいソフトを買える位だとまだリバイバルとは言えない。
新品の高品質なテープとデッキが買えるならリバイバルと言えるかな。

●オーフス、デンマーク
日本人はカセットよりCDが好きだと聞いてるから、日本でカセットが人気というのが
よく分からないな。
個人的にカセットは悪くないと思ってる。
子供のころから好きだったしね。
今持ってるのは2本だけ(1本はRushでもう1本はジャクソン・ブラウン)。
ニール・ヤングが新アルバムをカセットで出すというニュースも聞いたな。
完全復活なリバイバルなのかどうかはわからないけど、多ければ多いにこした事は無いよね。

●ウォトキンズ・グレン、ニューヨーク州、アメリカ
ようやく動画を見れたけどこれはかなり興味深いな!
本当にありがとう!
新宿のHMVにはCDを買いに行った事がある。
もしナカミチ・ドラゴンかヤマハ、テクニクス、アイワ、ケンウッドの良いデッキがあるなら、カセットを買うのも理解できる。
それでデッキから録音できるからだけど、そういう要素無しでなんでみんながカセットを買うのかはよく分からないな。
自分は昔のカセットの名盤と古いデッキを持ってるけど、もち1から揃えようと思ったら良いベルトとラバーが付いた新古品のデッキを探す所から始めなくちゃいけない。
プリレコーディングされたカセットアルバムは、特にアメリカの80年代までのものは単純に質が悪い。
例え新品でも。
テープの質、高速ダビング、ガワの出来が問題なんだ。
ヨーロッパの事は知らないし、日本はテープ製造メーカーが集中してたし良いものだったと思う。
自分にとってのカセットはカーオーディオ用にLPやCDから良いテープ(TDK、マクセル、Denon/M3スコッチ)に録音する物だな。
プリレコーディングされたものは20本も持ってない。

●不明
>新しいアルバムを作ってるのかな?
>それとも古いアルバムの中古を販売してるだけ?
凄い事に現在のアルバムのカセット版をリリースしてるらしい。
ボン・イヴェール(アメリカのフォークロックバンド)のサイトに行けば新盤の『22 A Million』のカセット版を10ドル(約1100円)で買えるぞ。
LP版が駄目駄目だったからカセットを買おうと思ってる。
でも今のカセットテープの質がどんなものかは分からないんだよな。

●トロント、オンタリオ州、カナダ
日本人は良いな!
西洋人がドライブ中のレトロな音楽メディアに文句を言ってる時にもカセットやCDを買って楽しんでたんだから。
 
●イーストン、メリーランド州、アメリカ
>これを見てくれ!
パープルレインはどの音楽フォーマットのものよりカセット版が好きだ。
クイーンのカセットも音は良いと思う。
EMIの8トラックは素晴らしかったからカセットも良い出来だと思うよ。

●トロント、オンタリオ州、カナダ
地元のHMVで『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のサントラカセットが売られてたのは驚いたな。
単にマーケティングを間違ったんだと思ってるけど。
とは言え、かなりマニアックな音楽ショップで働いてる友達によるとカセットでの販売を委託してくる地元バンドがかなりいて、自分自身ここ数年でカセットのみのリリースが増えてる事に気付いてるんだけど。
そういうバンドの年代もミレニアルズ(20代~30代)とかもっと若い世代で、自分が見るに若い連中はカセットの色んな欠点(低い音質、不便さ、ハードウェアの古さ、限定的な顧客数、その他我々ような中年層が思い浮かべるあらゆる欠点)を好んではいないんだけど、それが理由でカセットを選んでもいる感じだ。
これはこういうニュースに”ちょっと待て、今カセットと言ったか?”というリアクションを取るような我々カセット世代に対するちょっとした茶化しになってるね。
なんで若者世代にカセットが楽しいかもわかる。
これは若い世代がしないような事だから、これについて大いに騒ぐのに適切なんだ。
結局のところ、音楽には音質とか利便性以外にも色々あるって事だ。
経験も重要な役割を果たすし、カセットにまつわる自分だけの体験を持ってない人はいない訳だしね。








カセットブームは日本だけでなくアメリカでも起きているのだとか。
昨年はTeacが新しいカセットデッキを発売しています。
日本の場合今でも都内のヨドバシやヤマダでラジカセが売られているので十分使われているメディアであるというのもリバイバルの理由にあるかも。
そう言えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でカセットが登場した時にそれが何なのか分からなかった子供がいてもおかしくないような…



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